松政千佳子のブログの最近のブログ記事

こんにちは、めでぃ京都東川です。
グッと冷え込みましたね。
先日、おバカなことをしてしまいました。
利用者様宅へ寒さ対策には欠かせないダウンを忘れてしまいました。
その日は朝から晩まで雨が降っていて、カッパを着た時点でダウンの存在は忘れてしまい、バイクで走っている途中で「うん!?なんだかスースーするな」と思い気づきました。ほんとおバカです。
バタバタと慌しい12月ですが、うっかりミスのないうように注意したいと思います。

先日、配送員から、ある利用者様の報告がありました。
「検査結果でクレアチニンが上がった」というものでした。
急いで利用者様宅に訪問してきました。
80歳代、男性、糖尿病性腎症。
奥様が食事の管理をされています。
毎月、病院での検査結果を報告してくださいます。
腎臓がこれ以上悪化しないうようにと入院され、食事管理をしっかりしないさいと担当医から言われたことをきっかけに、はーとの栄養コントロール食を利用されるようになられ、2年になります。

退院当初は、昼、夕毎日ご利用になっていました。
もともと食べることが大好きな方で、奥様の作る食事を食べたいという要望があり、奥様もその要望に答えたいということから、初めは日曜日だけ奥様が用意されることになりました。
私もご本人様のその想いに答えたいと思い、奥様へ調理の工夫やたんぱく質の量などを説明しました。
そして、しばらく経って、土曜日も奥様が準備されることになりました。
「外食をしてしまった」「間食が多かった」など月によって波はありましたが、ご本人様、奥様とも頑張っておられ、クレアチニンは3.5前後、尿素窒素は35~40で退院後から、ずっと同じ数値で安定していました。
しかし、今回クレアチニンが3.4→3.8に上がったと。
実は、1ヶ月ほど前から、昼は奥様が作るということで夕食だけの利用に切り替えられました。
その際、奥様に再度、減塩、たんぱく質量、エネルギー確保の方法をお伝えしました。

今回の訪問時、食事内容を確認しました。
たんぱく質量は守れているようでしたが、エネルギーの不足がありました。
寒くなり、鍋やうどんなど温かいものなどが多く、油料理が少なかったと。
油の使い方について説明し、塩分についても再度調味料の確認をしました。
もう少しこまめに連絡するべきだったと反省しています。
次回の検査日まで再度食事を見直していただきます。こまめにサポートします。

食事療養をされている方にとって、定期的な検査日は、不安と緊張が入り混じった日だと思います。
同じように私達にとっても、とても不安な日です。
結果がでているだろうか、どうだろうかと・・・少しでも結果がでてますようにと。
結果が思うようにでないこともあります。
その場合は、どうしてかと原因を考え、どうすれば良いか考えます。
利用者様、そのご家族様と同じように一喜一憂しながら前に進んでいきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
最近思います。
まだまだはーと&はあとのこと、配食のことは知られていないな、もっと知ってもらわないといけないなと。
プライベートで初めてお会いする人に自分の仕事のことを説明すると、
「へぇ~そんな仕事があるんですね~」と言われることが多いです。
常に普段は、同じ職種や関係している職種の方とお話ししているので当たり前に過ごしがちですが、そうではないことに気づかされます。

先日訪問した新規の70歳代のご夫婦様もそうです。
電話帳ではーとのことを調べてご連絡くださいました。
奥様が数年前から利き手を痛められ、調理が思うようにできなくなったそうです。
それ以来、スーパーでの惣菜などを上手く利用しながら食事支度をされているそうです。
今後、もっとできなくなると困るので、今後のことを考えて調べてみましたと。
もっと早く調べて連絡すればよかったなと奥様。全然知らなかったと。

ご主人様は、脂質異常症です。定期的に検査を受け通院されています。
ご自分の検査値については、細かく把握されています。
しかし、医師からは食事の指導は受けたことはないし、栄養指導も受けたことはないとのこと。
でも、奥様とも、健康についてのことは熱心で新聞やテレビの情報については、色々とチェックされています。
食事についても意識はされています。
しかし、色々聞かせてもらうと注意してもらいたい点がたくさん出てきました。
コレステロールの多い食品について、味付けについて、今食べておられる食品の良い点、悪い点についてお話ししました。
お二人で一生懸命聞いてくださいました。
そうやって真剣に耳を傾けてくださることにありがたく、嬉しい思いで一杯になりました。
はーと&はあとのお食事を毎日お届けしています。
先日、どのような様子かと思い、お電話してみました。
すると、奥様「体にやさしい味がします。喜んでいます。」と。嬉しいです。

初めてお会いする人に自分の仕事を説明して言われることがもう一つあります。
「素敵な仕事ですね」と。
嬉しいことですが、まだまだ頑張らないといけない部分も多いです。
そう言われて満足していてはダメだと思っています。
はーと&はあとのことをもっとたくさんの方々に知ってもらいたいです。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
今年の紅葉はいつもより綺麗な気がします。
色付きが良かったんでしょうね。その分、観光客も多くあちこちで渋滞しています。


先日、訪問した利用様のお話。
50歳台の男性の方です。
健診で毎年引っかかり、毎年、着実に体重、腹囲が増えており、このままだと確実にメタボです。
中性脂肪が基準値より高値で、97kg、腹囲は100cm越えの方です。
ご自分でも毎年の変化については、自覚されており、食生活の見直しとダイエットのために配食を利用されることになりました。
お仕事が忙しく、帰宅時間が遅く、夕食はいつも22時や23時。
そして、食べた後はすぐに寝てしまう生活が続いているそうです。
野菜やあっさりした和食は嫌いで、肉食でご飯が大好きとのこと。ご飯の一度の量は約一合。
奥様も同席してくださったのですが、いくら言っても聞かないんですと呆れ気味。
運動習慣は無く、どんどん体重が増えてきているとのこと。
分かっているが、きっかけもなくズルズルと・・・
そんな時に口コミで、はーとのことを知っていだき、一度試食をしてもらいました。
試食後にフォローのお電話をした時も少し迷いがありました。
「いや、どうしようか迷っているんですよね・・・。」と。
そのため、とりあえず行きますと言い訪問しました。
夕食が毎日遅くなってしまうことをなんとかしたいとのことだったので、会社に夕食として、はーとの健康バランス食をお持ちし、早めに夕食を食べてもらうことになりました。
野菜は嫌いだけど、届けられる食事の野菜は食べるようにすると約束してくださいました。
仕事のある平日のご利用ですが、必ず結果が出ると思います。
ご本人様も私のこの断言に背中を押され、利用することを決断されたと思います。
でも、私は「結果が出てからが大切なんです。」とお話ししました。
今までの乱れた食生活を理想の食生活に戻していく、配食を利用して強制的に。
すると結果がでることは、当たり前のことなんです。今までの摂取カロリーより少なくなりバランスも良くなるのですから。
だから、その後、いかに自分でコントロールできるようになるかが鍵で意識の改革が必要なんです。
はーとの食事をご利用の間に食事のバランスや量、味付けを経験してもらい、自分の食生活と向き合ってもらうこと。そして、その経験を生かし、行動してもらうこと。
そうは言っても、なかなかスムーズにはいかないと思います。皆さんそうです。
だから、私達が一緒にご本人様の頑張りをサポートします。
皆さんの頑張りを応援します。頑張りましょう!!


はーと&はあと管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
すっかり寒くなってしまいましたね。
でも寒くなり、すーっと空気が澄んでいる感じが好きな東川です。

さて、先日訪問した新規の利用者様のお話。
70歳代男性、糖尿病の方です。
入院中のため、入院先の病院に訪問し、奥様とお話ししました。
ご本人様は寝ておられました。

入院された原因は肺炎だったそうですが、その時の血糖血は400近く。
今まで糖尿病のため薬も飲んで治療していたのに、いつの間にか悪化していたと。
奥様も今までは、そこまで食事には気を使っていなかったとのことでした。
でも、急に退院が決まり、どうしていいのかわからなくなったそうです。
既に本などで頑張って勉強されていたのですが、わかりませんと。
また、ご本人様、認知症もあり、徘徊の癖があるとのこと。
そのため、食事以外の介護サービスの利用についても、ケアマネージャー様と打ち合わせしたりで、
ほっとできないと。
その奥様のパニックされている様子が、こちらによく伝わってきました。
だからこそ、少しでも奥様の負担を軽減してあげて、安心させてあげたいなと思いました。
病院で栄養指導も受けておられたのですが、再度お食事のアドバイスもさせてもらいました。
お持ちするお食事を見本にしてもらいながら頑張ってもらいます。
最後にはご本人様も目を覚まされ、「ニコッ!」と笑って挨拶してくださいました。

食事療養が必要になったとのことでパニックになれられる方はたくさんおされます。
クリニックでの栄養指導時でも「これは、あれはいいんですか?」と質問攻めをされることもよくあります。
ちゃんとしたいのにどうしていいのかわからないもどかしさが、焦りとなって不安になられます。
そのような方々のお気持ちは、こちらにはとてもよく伝わります。
その気持ちを緩和し解消してあげ、自分のペースで食事療養に取り組めるようにしてあげることが私の役目だと思っています。
そのためには、一つ一つの質問に丁寧に分かりやすく適切に答えることが大切だと思っています。
話し方、話すスピード、声のトーンなども大切です。
日々勉強をしながら、その方々に合った指導、相談を心掛けたいです。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、めでぃ京都東川です。
インフルエンザ流行っています。手洗い、うがいなどの予防、しっかりしてくださいね。

さて、先日訪問した利用者様のお話です。
70歳代女性、糖尿病でインスリンを自己注射さています。
ご主人様とお二人暮らしですが、現在、ご主人様入院中。
実は、少し前までご主人様がご利用されていました。
ご主人様も糖尿病で腎機能低下。心疾患もあり。
ご主人様の利用のきっかけは、奥様の入院でした。
奥様が白内障の手術で入院するため、利用されることになりました。
奥様が気をつけながら食事の準備はされていましたが、奥様の入院中、心配なのでと毎日昼夕、利用されることになりました。
奥様が、「一人で自由にさせてしまうと心配で!!」とのことで見張り役を任されました。

利用中、問題なく食べることができているかなと思いお電話すると、
「大丈夫や!これやったら続けれそうやな!」とお話されたのですが、日にちが経つと
「ちょっと残してしまうことがある」という声が・・・
そして、「う~ん、分かっているんだけどな・・・慣れるまでにはもう少しかかるな。」と。
でも、なんとか奥様が退院されるまでは頑張って続けられました。
そして、奥様が退院されたすぐ後に、今度はご主人様が、以前から予定されていた心臓の手術のために入院され、現在入院中です。

奥様は、入院前から自分も退院したら血糖コントロールのために利用したいとおっしゃっていまいた。
よって、退院後、ご主人様と入れ替わりで利用開始となりました。
ご主人様の利用中のご様子を報告すると
「私が何回言ってもダメなんやわ~自分が糖尿という自覚がなくてね。でも、退院後は、一緒に利用させようと思っているから、今度は説得を手伝ってね。」と。
奥様は退院後の検査値についても私が伺う前に報告してくださり、モチベーションは高いです。
そして、ご主人様のコントロール改善のためにも意欲を見せられています。
きっと、ご主人様に病気について再認識してもらうための良いきっかけだと思われているのだと思います。
私もきっかけ作りはとても大切だと思います。
自分でも分かっていてもなかなか取り組めない、家族様も分かっているけど、なかなか言い出せないなど誰かがきっかけのスイッチを押してくれるのを知らないうちに待っておられることがよくあると思います。
そんなスイッチを私達が押し、一緒に頑張って行きたいです。

ご主人様のご退院をお待ちして、奥様と一緒に頑張ります。

はーと&はあと 管理栄養士東川千佳子

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9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」