食事療養のサポートを現場から発信

こんにちは。管理栄養士の藤本です。
先日、柴田さんのブログにあった、デイサービスはーと&はあとの内覧会に
スタッフとして参加してきました。
私は厨房にてやわらか食の調理のお手伝いや配膳準備などをしていました。
普段は京都で仕事しているので、私自身も完成したやわらか食を見るのは初めて。
見た目は形ある常食、でも食べてみるとやわらかい!
味もすごく美味しかったです(^^)
しかし、1日中立ちっぱなしでのお仕事が久しぶりで、
終わったときには腰が痛かった...(>_<)笑


さて、今日のお話。
連絡があってもうしばらく経つのですが、
先日、私が担当させていただいていた利用者様がご逝去されました。
出会ったのは一昨年の夏。
それからずっと栄養相談も1〜2ヶ月に1回のペースでさせていただいていた方でした。
最期に話したのはキャンセルの連絡をくださった電話。
本当に突然のことでした。

もともと肥満もあり、糖尿病や脂質異常症、脂肪肝など様々に合併しておられました。
お菓子が大好きで、ダイエットをしてはリバウンドを繰り返しておられました。
基本的には週4回、食事をお届けし、他の食事はご自身で。
何よりも間食を少なくしていくことを目標にしていました。

1人ではついつい食べてしまうけど、藤本さんが声かけてくれるから頑張れる。
出会ってからは間食もだいぶん我慢できるようになった。

いつも言ってくださっていた言葉でした。

最初は体重も減りましたが、しばらくするとなかなか思うようには減量できなくなったり、
血液検査の結果も横ばいの状態が続き、
食事のお届けの回数を増やしたりもしていたのですが、
突然、心臓が悪くなり入院。
そのまま再会できなくなってしまいました。

出会ってから約1年半。
確かに間食の量は減ったと本人様はおっしゃっていました。
でも、、、
私がもっとできることはなかったか。
本人様の言葉を聞きながらも、
体重や血液検査など現実の数値に変化がないことを
もっと伝えて、時には厳しく言わなければいけなかったのではないか。
後悔・反省ばかりです。

けれど、ここで立ち止まっているわけにはいきません。
この気持ちを大事に、
そして、この経験を次に活かしていかなければ、です。
経験して学ぶことって本当に多いですね。
初心を忘れず、そして経験を活かしながら頑張らなければと改めて思っています。


これからも頑張っていきますので、天国で見守ってくださいね。
本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈りいたします。


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

こんにちは。管理栄養士の柴田です。

2月13、14、15日の3日間、デイサービスはーと&はあとの内覧会を実施ししました。
お世話になっている多くの方々から素晴らしいお花や差し入れをいただきました。
まるでお花屋さんみたい!と驚きの声も上がるほどです。
はーと&はあとが多くの方々に支えられていることを改めて実感しました。
本当にありがとうございます。


内覧会ではケアマネージャー様を中心に3日間で約100名の方に足を運んでいただきました。
施設内を自由にみていただくだけでなく、在宅にお届けしているお食事や栄養補助食品、
開発中の凍結含浸法を展示し、
はーと&はあとならではの「食へのこだわり」を体験していただきました!
特に、手作りの「やわらか食」は大好評☆
「どうしたらこんなにやわらかくなるの?」といった驚きの声はもちろん、
本当にたくさんの方から「美味しかった」という声をいただきました。

やわらか食は、現在きざみ食を食べている方に食べていただきたいお食事です。
私たちは、食べることをあきらめていた人に「また食べたい!」と思っていただくお手伝いをしていきたいのです。
食べることをサポートするために、お食事だけでなく、
口腔機能を維持・向上するための口腔ケアやリハビリも行います。


デイサービスはーと&はあとは、「感動体験サロン」です☆
「脱☆きざみ食」を目指し、食べる感動を体験しにきてください!

間接照明やこだわりのカリモク家具を用いたこだわりのデイルームで
スタッフ一同心を込めてお待ちしております(^-^)


近日中にデイサービスのホームページもアップされる予定です。
詳しい内容については、デイサービスのホームページにてご紹介させていただきます。
乞うご期待ください★

管理栄養士 柴田満里子

こんにちは、京都管理栄養士の辻本です。
2・3月で担当地域の変更があります。
現在引き継ぎなどを行っている期間となり、師走の12月以上に何だか走っている感がある今日この頃ですっ。
そんな時こそ、ミスのないように十分注意します!


さて、先日訪問させていただいた糖尿病のK様。
2006年から、配食をご利用いただいています。
元々、治療食となる『栄養コントロール食』をお届けしていましたが、最近ケアマネージャー様と話をしていると、訪問看護さんからの情報などよくよく聞くと、どうやら食べれていない様子で・・・。
3ヶ月に1回のお電話で、なかなか聞き出せなかった点で、私としては大変反省点でした。

お届けしているお食事が食べれていないのであれば意味がないっ!
と、一般食となる『健康バランス食』でお届けしても、お手伝いできないものかと考えました。

『栄養コントロール食』を食べずに、コンビニ・スーパーのお弁当やレトルト・インスタントばかりで済まされるのであれば、『健康バランス食』をお届けし、ご飯を150gで調節して、カロリーコントロールするのはどうか?と提案。
『栄養コントロール食』に比べると野菜の量や調理方法など療養に適しているという食事ということではありませんが、実際にそういった利用者様もおられます。

食事内容を変更して3ヶ月近くになりますが、今のところ、『健康バランス食』であれば、何かを足して食べたり、配食を残して他の物を食べることはないようです。

しかし、次なる問題点が・・・!
夕食を早めに食べてしまい、夕食後に何やら摘んで食べている様子です。
よくよく聞くと、昼食と夕食の間にも食べていることがあると・・・。

K様、食べすぎです。このままでは病状悪化に繋がります。
伝え不足もあってか、なかなかK様の意識・行動変容を起こすことは難しいものがありましたが、ひとまずケアマネージャー様と一緒に、おやつ類の見直しをすることに。
「おやつを食べないということはできない!」とキッパリと言われてしまいましたので、まずは低カロリーのおやつ類に代えてみることに。

サポートサービスに入会され、おやつ類の管理も一緒にさせていただくこととなりました。
「購入の頻度が高くなると、食べ過ぎだと指摘しますよ!」とお伝えすると、苦笑い。
しかし、K様の病状悪化を防ぐためです。
食事の制限も緩めている中です。嫌なことを言うなぁと思われるかもしれませんが、言わせていただきます。
担当が変更しても。

自宅で関われる管理栄養士が少ない中です。
後で後悔されることのないよう、療養に前向きに、病状と良いお付き合いをしていただけるようなお手伝いをしていければ、と思います★


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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