食事療養のサポートを現場から発信

きっかけのスイッチ

こんにちは、めでぃ京都東川です。
インフルエンザ流行っています。手洗い、うがいなどの予防、しっかりしてくださいね。

さて、先日訪問した利用者様のお話です。
70歳代女性、糖尿病でインスリンを自己注射さています。
ご主人様とお二人暮らしですが、現在、ご主人様入院中。
実は、少し前までご主人様がご利用されていました。
ご主人様も糖尿病で腎機能低下。心疾患もあり。
ご主人様の利用のきっかけは、奥様の入院でした。
奥様が白内障の手術で入院するため、利用されることになりました。
奥様が気をつけながら食事の準備はされていましたが、奥様の入院中、心配なのでと毎日昼夕、利用されることになりました。
奥様が、「一人で自由にさせてしまうと心配で!!」とのことで見張り役を任されました。

利用中、問題なく食べることができているかなと思いお電話すると、
「大丈夫や!これやったら続けれそうやな!」とお話されたのですが、日にちが経つと
「ちょっと残してしまうことがある」という声が・・・
そして、「う~ん、分かっているんだけどな・・・慣れるまでにはもう少しかかるな。」と。
でも、なんとか奥様が退院されるまでは頑張って続けられました。
そして、奥様が退院されたすぐ後に、今度はご主人様が、以前から予定されていた心臓の手術のために入院され、現在入院中です。

奥様は、入院前から自分も退院したら血糖コントロールのために利用したいとおっしゃっていまいた。
よって、退院後、ご主人様と入れ替わりで利用開始となりました。
ご主人様の利用中のご様子を報告すると
「私が何回言ってもダメなんやわ~自分が糖尿という自覚がなくてね。でも、退院後は、一緒に利用させようと思っているから、今度は説得を手伝ってね。」と。
奥様は退院後の検査値についても私が伺う前に報告してくださり、モチベーションは高いです。
そして、ご主人様のコントロール改善のためにも意欲を見せられています。
きっと、ご主人様に病気について再認識してもらうための良いきっかけだと思われているのだと思います。
私もきっかけ作りはとても大切だと思います。
自分でも分かっていてもなかなか取り組めない、家族様も分かっているけど、なかなか言い出せないなど誰かがきっかけのスイッチを押してくれるのを知らないうちに待っておられることがよくあると思います。
そんなスイッチを私達が押し、一緒に頑張って行きたいです。

ご主人様のご退院をお待ちして、奥様と一緒に頑張ります。

はーと&はあと 管理栄養士東川千佳子

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