柴田満里子のブログの最近のブログ記事

こんにちは。FFS事業部の柴田です。
10月になりましたね!
夜になると少し肌寒いので、家で今期初の「お鍋」をしました★
お鍋は野菜をたっぷり食べることができるし、体が温まって美味しい!!
そして、人が集ってワイワイ食べるのもお鍋の醍醐味なので、
お鍋大好きです(^o^)丿


さて先日、栄養指導先のクリニックで一般の方対象の勉強会(すこやか健康教室)を
させていただきました。
テーマは「秋に向けての体調管理と豆腐活用術★」。
約25名程度の方に参加していただきました。
今回は、すべて女性の方でした。

まずは、ここ2・3か月の生活を振り返っていただき
食事や睡眠、軽い運動など、規則正しく生活できていたかどうか
チェックしていただきました。


夏の間は、「お昼はそうめんだけ、お蕎麦だけ・・・」
という食生活をされる方もたびたび見られます。
そうめんだけだと炭水化物しか摂取出来ていません。
炭水化物を消化・吸収し、体の一部として利用するために必要なビタミン類も不足してしまいます。
まずは、バランス良く食事を摂る事と、不足している栄養を補う事が大切です


豆腐は、大豆と凝固剤と水から作られます。
『大豆は畑の肉』といわれるように、豆腐には良質のたんぱく質を含みます。
またLDLコレステロールを低下させるレシチンや腸内細菌のエサになるオリゴ糖を含みます。
また、消化吸収が良いため、疲れた体にも負担をかけません。

なによりうれしいのは、豆腐は安くて手軽に購入することができます。

料理は好きだけど、
料理に手間暇かけたくない、品数を作るのは大変・・・  

そんな時、冷奴や湯豆腐など
簡単に出来る豆腐料理はいかがですか?


勉強会の最後は、
「豆腐で作る白玉団子」の実演しました!
白玉粉と絹豆腐を1:1.3の割合でひとまとめに混ぜて
熱湯で茹でて出来上がりです♪♪

水で作る白玉だんごより、やわらかくてのど越しがよく、
さらに蛋白質も多いのでご高齢の方にお薦めのおやつです☆

管理栄養士
柴田 満里子

こんにちは。
FFS事業部の柴田です。
17日は敬老の日でしたね!
各デイサービスでは、紅白まんじゅうを用意されたり、
お蕎麦やお寿司など、特別なレクリエーションを行ったりと
賑わっています。
そんな中、今年65歳以上の人口が今年3000万人を超えたとのニュース。
昨年よりも102万人もの増加だそうです。
いよいよ高齢化の加速です。
私も高齢者を支える企業の一員として
前を向いていきたいと思います!

先週山村さんと一緒に福井のセントラルキッチンの衛生巡回に行ってきました。
食事を提供する企業にとって、安心、安全な食事を提供することは必要不可欠。
ですから衛生巡回はとても大事な業務です。

衛生巡回では大量調理施設衛生管理マニュアルに順じてチェックします。

例えば、手洗いのタイミングは、下記5つになります。

・入室前
・作業開始前及び用便後
・汚染作業区域から非汚染作業区域に移動する場合
・食品に直接触れる作業にあたる直前
・微生物の汚染源になるおそれのある食品等に触れた後、他の食品や器具等に触れる場合

この5つが実行できているかを確認します。
手洗いのタイミングだけでなく、洗い方も大切です。
さっと洗うだけでは不十分。
30秒以上時間をかけて、汚れの落ちにくい箇所(指と指の間、手首、掌の溝、爪の間)を
しっかりと洗い流す必要があります。
その後、水気を拭いて、アルコール殺菌です。


指摘させていただく事項は、手洗いや食品の保管、また調理場の整理整頓など
基本的な事に対する事が主ですが、
調理現場での「ついうっかり」が大事故につながってしまいます。

明日からまた、安心・安全な食事提供を目指して、
調理スタッフの皆様にも気を引き締めて頑張っていただきたいと思います★

山村さんに同行していただくことで、
「なぜ、その行動が危険なのか?」をしっかり理解し、伝えることが
調理員の行動を変える一歩につながるなと改めて実感しました!


管理栄養士 柴田満里子

こんにちは!
FFS事業部の柴田です。
先日、久しぶりに学生時代の友人に会ってきました!
全然変わらないという報告やら、結婚・妊娠報告という嬉しい報告やら・・・
いろんな話で盛りあがり、パワーをもらってきました♪
今日から9月!
新しい気持ちで前に進もうと思います★

さて、嚥下・咀嚼サポートサービスの商品ランキング、
今日は、キューピー優しい献立のお粥シリーズです!
前回は区分2(歯茎でつぶせる)での紹介でしたが
今回は、区分3(舌でつぶせる)の商品です。

エントリー商品はこちら!

●やわらかごはん
●やわらかごはん赤飯風
●やわらかおじや鶏とたまご
●おかゆにかける和風カレー
●おかゆにかけるたまご丼の具
●おかゆに混ぜる五目ちらしの素
●おかゆに混ぜる鮭わかめ


1位
●おかゆにかけるたまご丼の具(38kcal,蛋白質1.8g)
理由…出汁がきいていて良い!そのまま食べてもお粥にかけてもおいしい。

2位
●やわらかおじや 鶏とたまご(93kcal,蛋白質2.9g)
理由…優しい味。やわらかくて食べやすい。

3位
●おかゆにかける和風カレー(54kcal,蛋白質2.7g)
理由…お粥でもカレーが食べられるのは喜ばれると思う。


米飯が食べにくくなり、全粥を召し上がっている方はたくさんいらっしゃいます。
全粥は米飯よりも水分を多く含むので
米飯と同じカロリーを摂取しようと思うと倍量の全粥を食べなければなりません。
(全粥は、米飯の2倍の水分が含まれています!)
水分が多い分、全量食べるのは大変です。
結果、米飯と同程度の重量(つまり、カロリーは半分!)しか摂取されないケースが多いように思います。
デイサービスなどの施設でも、
米飯と同じ大きさの茶碗に全粥が盛り付けられている施設が少なくありません。


全粥にしっかり味がついていれば
喫食量も増え、高齢者の低栄養防止につながります。
具に卵や肉・魚が入っていれば蛋白質摂取にもなり
一石二鳥です。

いつも粥が残ってしまう…
そんな方には、「おかゆにかける具」シリーズを
是非ご活用ください★


㈱キューピーのやさしい献立シリーズ(区分3)の新商品
「味わう海鮮シリーズ」を取り扱うことになりました!

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パッケージにも高級感があり、従来のやさしい献立シリーズとは一味違う印象!
1袋(150g)あたり50~80kcal程度、塩分1g程度、蛋白質2g前後です。

はーと&はあとの嚥下咀嚼サポートサービスの会員様には、
担当管理栄養士が嚥下・咀嚼困難な方向けの商品の選定や
栄養に関するアドバイスをさせていただきます。

詳しいサービス内容に関しては
嚥下・咀嚼サポートサービスをご覧くださいませ☆


はーと&はあと管理栄養士
柴田 満里子

こんにちは。
FFS事業部の管理栄養士柴田です。
相変わらず暑い日々が続いていますね!

暑い夏には、やっぱり、スイカ!
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これは、FFS事業部のセントラルキッチンで働いている従業員の方が
丹精込めて育ててくださったスイカです!
一番立派なスイカを送ってくださったのです。
一人で運ぶのが大変なくらい大きくて、重たい~!

夏といえば、
食事を扱う私たちにとって、十分に注意しなければならないことがあります。

それは、食中毒!!
最近気になる2件の食中毒がありましたね。

一つ目は先日のゲリラ豪雨。
配給物資のおにぎりが原因と考えられる食中毒が発生しています。
原因は黄色ブドウ球菌が生産した毒素。
製造時には問題なかったのですが、保管時に30度程度の所に2時間ほど置かれていたので
その間に毒素を生産したのだと考えられています。

黄色ブドウ球菌は、どこにでも潜在していますが、特に人の手指・傷に多く分布しています。
ですから、手で食品を直接触らないことが重要です。
しかし、調理してすぐ食べる、または10度以下で保管していれば
菌の増殖を抑え、毒素による感染を予防することができます。
温度管理の甘さから生じた事件と考えられます。

またもう一つは、
北海道で生産された浅漬から発生した腸管出血性大腸菌O-157による食中毒。
特に抵抗力の弱い高齢者に感染し、死者も出ています。
こちらは製造先での衛生管理が問題であったといわれています。
予防するためには、食品の十分な加熱、手洗い、消毒が必要ですが
殺菌のための塩素消毒の殺菌効果が不十分だったことが原因と考えられています。


食中毒は、ほんの小さな気の緩みが原因で
多くの人の命を奪いかねません。

食中毒の三大原則は
『つけない』『増やさない』『やっつける』です。

まずは、手洗いを念入りに!
そして、しっかり加熱し、すぐ食べる(常温に食事を放置しない!)
そして片付ける(洗浄・殺菌)。

一つ一つ、自分ができることを実行し、
また周囲の人に呼びかけることで
食中毒から身を守っていきましょう☆

まだまだ暑い日が続きますよ~(^_^)/

管理栄養士 柴田 満里子

こんにちは!
FFS事業部の柴田です。
今日は藤本さんと一緒に、琵琶湖の花火大会に行ってきました。
少し離れたところでの観賞でしたが、迫力がすごく、感動しました!

さて、今回は大量調理法について少し書きたいと思います。

従来からある調理方法として提供当日に調理し提供する方法があります。
これを「クックサーブ」といいます。
時代が進むにつれ、調理技術も発達してきました。

調理加熱した後急速冷却し(3℃)提供前に加熱するクックチル、
調理加熱した後急速冷凍し(-18℃)提供前に加熱するクックフリーズ、
そして、下処理した食材を調味料と共に真空密封し真空状態を利用して調理する「真空低温調理」があります。

FFS事業部で提供している食事ではクックチルとクックフリーズを導入しており
主に関西圏ではクックチル(ぐっどはあと)
関東圏ではクックフリーズ(はあとバランス)の食事を提供しています。
(詳しくは、施設向け食事提供サービス」のページをご覧ください★)

それぞれの特徴を生かし、施設の規模に合わせた食事の提案ができます。

特に、クックフリーズの「はあとバランス」は賞味期限が製造日から半年と長く、
必要な時に電子レンジで加熱して食べる事ができ、便利です。
現在はデイサービスを中心に提供し、専用のスチーマで温めて提供していますが、
在宅向けだったり、サービス付き高齢者向け住宅向けなど、
これから新しいサービスとしても活用されるかもしれない期待の商品です★

真空低温調理については、私自身まだ知識も浅いのですが、
先日受けた研修会で真空低温調理について勉強する機会がありました。
この方法のメリットは、
素材本来の風味や旨みが逃げない、味がしみ込みやすい、無駄が少ない、煮崩れしない・・・などがあげられますが、
導入における設備投資などコストがかかることや衛生管理についてなど、
しくみをきちんと理解する必要性があります。

また、真空低温調理の講師から「50度洗い」という方法も教えていただきました。
野菜や果物、魚介類に魚などの下処理として
50度のお湯に1~5分程度浸しておくと新鮮な状態になるそうです。
この方法は、まだ科学的な根拠は確認できていないそうですが、
自分でも試してみようと思います。

FFS事業部に配属されてから衛生に関わったり、既存メニューの献立の見直しをする機会も多くなりました。
セントラルキッチン先のスタッフとの情報交換も必要ですし
どう調理すればおいしく、食べやすくなるのか?
私自身色々なアンテナ張っていきたいと思います!

はーと&はあと 管理栄養士 柴田満里子

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