松政千佳子のブログの最近のブログ記事

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。
暖かくなりましたね。また寒くなるようなことも言っていますが、そろそろ花粉の心配が出てくる頃ですね。なんだかあちこちと痒みがあるのは、そのためでしょうか・・・(+_+)

さて、私事ですが、2月末に結婚し、松政(まつまさ)千佳子になりました。
改めまして、宜しくお願いいたします。
東の川でトガワも珍しいとよく言われたのですが、新しい名字も珍しいと既に言われてます。それに、ちょっと言いにくいんです。自分でも噛みます。
結婚式の準備など色々大変なこともあったのですが、本当にたくさんの方から祝福をしていただき、改めてたくさんの方々に支えられているのだと実感し、感謝の気持ちで一杯になりました。祝福してくださった皆様、本当にありがとうございました。

結婚式後、直ぐに休暇をいただき、新婚旅行でイタリアとフランスに行ってきました~
飛行機に13時と時差8時間と疲れましたが、さすがは、世界遺産数第1位の国イタリア、4位のフランス、見どころがたくさんあり、楽しめました。あと食べ過ぎました。
写真は、その一部です。一度に紹介しきれないので、少しずつ紹介していきます。
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機内からの写真               アマルフィ
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コロッセオ               夜のモンサンミッシェル
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気持ちもリフレッシュできました。
心機一転頑張っていきます。

はーと&はあと 管理栄養士 松政千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。
少し寒さが落ち着きましたね。でも、また寒くなるらしいですが・・・

さて、先日ある利用者様に新規で訪問した時のお話。
血糖値、HbA1c(ヘモグロビンA1c=1ヶ月から2ヶ月の血糖値の平均値を表す検査値)がなかなか下がらないとのことでご相談がありました。
70歳代、男性、糖尿病(20年)、既往歴に脳梗塞があり、左半身麻痺。
奥様と二人暮らしで、食事は奥様が管理されています。
とても明るく、気さくな奥様です。ご本人様は、どちらかというと寡黙。

HbA1cが8%台が続いているので、なんとかしたい。
調子のいい時は6%台のこともあったんですよ。
でも、少し少し上がりだし7%台へ。そして去年10月ぐらいから8%が続いているんですと。

麻痺もあり、少しずつ動かなくなり、電動車いすをフル活用のよう。
それを使って、カラオケに行くのが趣味なんですって。
趣味があるのはいいことですね。でも、その時には甘い誘惑があるよう。

食べすぎないようにも気を付けているんですが・・・と、奥様は食事量を減らすことばかりに目がいっているようでしたが、食事内容をヒアリングすると極端にカロリーオーバーしている訳ではありませんでした。
ただ、バランスが悪いのです。
朝昼は野菜がない、間食におなかが空くからと、サツマイモや菓子パンを食べることがあると。
もともと野菜がお好きでないようなので夕食も少ないのかなと。
はーとのお食事を夕食にご利用いただくとともに、朝にはサラダ、昼には夜の残り物(奥様分)の野菜を1品足してもらい、野菜から食べてもらう目標になりました。

高齢者に多く見られがちですが、先生からの指示量内に収まっていても炭水化物に偏って、おかずとなるタンパク源や野菜類がないことは多いです。
ただ少なくすればそれでいいと思いがちなのですが、そうではありません。
血糖値を安定させるためには、バランスがとても重要です。
そうでないと、栄養不足になることもあります。
反対に、血糖値を安定させるために主食を全く摂らないという人もいます。
それは、それで、体を動かすエネルギー源がない訳ですから、体が持ちません。
一定量の炭水化物は必要です(このことについては、色々論議されています)。

今一度、食事の時に、主菜、副菜、主食が整っているかの確認をしてください。

この方は次回3月末に検査があります。
その時にはなんとか7%台になりますように!

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。
インフルエンザがはやってますね。
うがい、手洗いは忘れないでくださいね。

先日ある利用者様が退院され再開になりました。12月に入院されました。

80歳代、女性、糖尿病性腎症です。
娘様がキーパーソンとしてサポートされています。
ご自分では好きなものを食べるし、娘様も制限食は作れないしとのことで、毎日利用いただいていました。(塩分、蛋白質の制限あり)
6月頃から利用開始だったのですが、11月頃に急激に体重が増えたため入院となりました。
普段は一人で生活されてます。
はーとの食事以外に何か食べておられましたか?水とかたくさん飲んだということは?と確認しても、娘様もずっと見ているわけでないから分からないと。
ただ注意するようには言っていたから・・・と。
私は何かを食べたり飲んだりしたなと思っていました。
しかし、入院が長いので心配していました。そんな時再開となりました。
娘様に様子を伺うと、「やっぱり飲んでました」と。
病院でもなかなか体重が減らないので先生も首をかしげておられたようです。
そのため、大部屋から個室に移り、本人様の行動を観察されたようです。
すると、薬の水は大丈夫と思い多めに飲んでいたと(通常に飲む水分は厳しく管理されていたので)。
原因が分かった瞬間、直ぐに体重が減り退院となりました。
私も水分の確認の時に、娘様に薬の水のことまで確認できていなかったと反省。
退院後厳しい水分制限(1日500ml)が追加となりました。

水分については、毎日の管理が必要なので、配送員から声掛けしています。
体重もはかっておられます。

塩分制限がある方は同時に水分制限もある方も多いです。
いくら塩分をしっかり管理していも、水分管理ができないと体重が増えてしまい、心臓などに負担をかけてしまいます。
水分管理は、日々の水分量の管理が必要です。
薬を飲む量も含め、一日量を守ってはかって飲むことが大切です。
ペットボトルなどにご自分の1日の水分量を朝に入れておいて、飲まれる方もいます。
コップに線を引いておられる方もいます。
普段、何気に飲んでいる水分ですが、制限されると反対に飲みたくなるものです。
この方の場合はもそうだったのかなと。

そんなストレスも解消しながら、在宅での食事療養をサポートしていきます。

はーと&はあと 管理栄養士東川千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。
小山さんが書いていた「きんかん」おいしいはずです。
去年の目利き商品でも「きんかん」があり、私も注文しました。
甘くて美味しかったのを覚えています。
今回も注文しようと思っていたのですが、すっかり忘れてしまい・・・
注文に間に合わなかった。残念!

「しまったな~」なんで思っていた時に、ある利用者様から連絡がありました。

「また、食事お願いできるかな。体重も戻ってしまったし、相談に乗ってもらいたい」と。

秋頃に一旦停止になっていた利用者様です。
60歳代男性、メタボです。
利用のきかっけは、奥様が寝たきりになられたことです。
今まで家のことは全て奥様任せ、自分は仕事に行く。
そんな当たり前の生活が、奥様が脳梗塞で倒れたことがきっかけで、まったく違うものへ。

奥様の退院にあたり、今まで料理もしたことのないご主人様の介護負担の軽減をと奥様のケアマネージャー様からの紹介で利用となりました。
初めは、「単に食事を届けてくれればそれでいい」と。
でも、体格を見て話をお聞きしてみると・・・「これは生活、食生活改善が必要だな」と思い、少しずつお話しし、色々ヒアリングすると問題点がボロボロ。
介護のストレスでアンパンを食べてしまう。朝のパンにはバターたっぷり。
野菜なんて最近食べてないな。買う弁当にちょこっとついているぐらいかな・・・などなど。
それが原因で体重増加。 
私は、問題点を指摘しました。

自分でも「やばいな。そろそろなんとかしないとな」と思われていたそうです。
それもあって、お食事スタート後は、たまに色々な食べ物の誘惑にも負けながら、食生活改善に取り組んでおられました。
「お腹すくな~」とよくぼやいてはおられましたが、体重は2㎏ほど減りました。

奥様が退院後、仕事を家での仕事に切り替え、奥様の介護にも一生懸命。
でも一生懸命すぎたのでしょうか、疲れておられました。
そして、秋頃より、奥様が長期で施設に入所されることになり、仕事にも行かれ、食事も受け取ることができないこともあり、食事はストップになりました。

食事がストップすると体重は、戻るだろとは思っていましたが、注意してもらう点を再度伝え、「またいつでも相談ください」とお伝えしていました。
きっとまた困ったら連絡をくれると思っていたので。

そして今回連絡をくださいました。
嬉しかったです。私のことを頼ってくださったことが・・・

すぐに配送員にも連絡しました。
すると「ちょうど今近くを通ったので、献立をポストに入れたところ」と。
何かのテレパシーかなと思いました。
配送員もいつも気にかけてくれていました。きっとそのことも本人様の気持ちを動かしたのだと思います。

また、精一杯サポートします。
はーと&はあと管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。

うれしい話がありました。
12月初めから始まった利用者様のことです。
95歳、女性、介護認定申請中。一人暮らしです。
貧血が原因で入院され、退院後の食事確保のために病院のケースワーカー様からの紹介で利用となりました。
以前から貧血はあったようですが、貧血の原因は、偏った食事。
肉は嫌いだから食べない。刺身が食べやすいから、毎日刺身。
そんなにお腹も空かないから、昼は簡単になどなど。
担当の先生から、「まずはちゃんと食事を食べなさい」と言われ、
病院の管理栄養士様からは「バランスよく食べる」指導があったようです。
お近くにお住みの娘様も心配されているのですが・・・
ご本人様、ちょっと耳は遠いですが、95歳とは思えないぐらい、しっかりされています。
入院中の病室に訪問したのですが、
「早く元気になって、趣味の切り絵を習いにいきたいな」と。
配達の時に留守にしたらどうしようとなどと心配され、娘様の心配もそっちのけ。
私は心の中で「お~切り絵か~そういった趣味があるから、こんなにしっかりされているのか」と。
そして、「趣味を元気に再開してもらうためにも、退院後の食事はしっかり食べてもらわないとな」と。
しかし、好き嫌いがあることや、日ごろから食が細いようだったので、どれくらい食べていただけるか不安もありました。
そして、利用開始してから1ヶ月余りたち、検査の結果は・・・・
ヘモグロビン(貧血の状態を表す血液検査項目)が10まで上がっていました。
入院時は5、退院時は8でした(12以上で正常値)。あともう一息です。
娘様が「やっぱり食事が大事ですよね。改めて思いました」と。
嫌いなものは残されることもあるようです。
そのことを娘様にも隠されることもあるようですが、初めの心配を思うと合格かなと。
引き続き頑張ってもらいたいです。

別の利用者様で同じく90歳代の方で、ご飯の大盛で注文いただいている方がいます。
それでも足りないと言っておられるようです。
しっかり食べることは元気の源です。
その大切さも皆さんにお伝えしていきたいです。

はーと&はあと管理栄養士 東川千佳子

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9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」