松政千佳子のブログの最近のブログ記事

京都の管理栄養士の東川です。
皆様、新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いいたします。
お正月はついつい食べ過ぎてしまいますね。
私も実家に帰り、食べ過ぎてしまいました。
体重増えた方、ここ一週間が勝負です。そのままほっておくと戻らなくなりますよ。

さて、お正月明けに早速訪問予定の利用者様がいます。
80歳代、男性、糖尿病性腎症です。はーとを利用になられて、5年になります。
毎日夕食をご利用されています。検査ごとに訪問させてもらっています。
とても勉強熱心で、どの数値が上がった下がったと管理されています。
その上で今回は何を気をつけないといけないかを確認されます。
そのため、腎臓の数値はクレアチニン2台前半で維持されています。
一時期、去年の夏頃、奥様の体調が悪くなり、買ってきた惣菜などを食べる頻度が多くなり上がったことがありましたが、今はまたいつもの数値に戻っています。
ほっとしていたのですが、お正月は息子や娘が来るからおせちが食べたいと。
毎年食べておられます。大丈夫かなとドキドキ。
毎年繰り返し、どれに塩分が多いなどを話してきます。
「分かった、ちゃんと注意します」と言ってくださいましたが、お正月明けの検査の時は、いつも二人でドキドキです。
今回はどうでしょうか。

検査値の度にドキドキと数値が上がっていないか心配される方は多いです。
その方の心配も一緒に共有しながら、検査値も共有し、少しでも数値が改善できるように、今年も皆様の食事療養をサポートしていきたいです。

上がっていませんように。

はーと&はあと管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。
早いもので、もう12月半ばですね。

年末になると、なんとかお正月は家で過ごしたい、過ごしてもらいたいと、退院される方多いです。ただ食事までは支度が大変だし、制限用の食事もできないという方で利用開始になる方おられます。
はーと&はあとでは年末年始も休まずお持ちします。
関係機関などを回ると、その事を知って下さっている方がほとんどです。

普段はヘルパー様が食事支度をされている方で、年末年始だけお持ちする方もいます。
「例年通りでお願いします」とケアマネージャー様から連絡があります。

年末年始の予定変更のために連絡を下さる方も多いです。
先日、たまたまある利用者様からキャンセルの連絡があり、お話ししました。
生活改善のために週に二回だけ、ご利用されている、40歳代、男性です。
利用開始になりもう10ヶ月です。今年の人間ドックでコレステロール、中性脂肪が高く、なんとかしたいとのことでした。
1月には人間ドックがあるので油断禁物です。
食事については意識もされ、運動もジムに行ったりと努力はされています。
ただ、最近のご様子を伺うと
「せっかく立てた目標が・・・ダメだと思いながらできていない」と。
「でも東川さんの声を聞いたので、頑張らないとダメですね」
と一応気持ち新たにやる気になっていただいたかな!?と思うのすが、年末年始の忙しさにどこまで自己管理をすることができるのか心配です。
仕事が不規則でとてもお忙しい方なので、その中で自己管理していく方法を見つけないといけません。
この方の場合は、前回立てた目標がこの方にとっても達成しにくかったのかもしれません。次はどんな提案をしてがあげるとベストなのか、再度生活を確認しながら目標を立てたいと思います。

自分でいくら頑張ろうと思っていも、やはり気の緩みは出てしまいます。
そんな時にタイミング良く、声掛けできると良いなと思います。
年末年始に食事が乱れてしまうのでないかと思われる人が、チラホラ頭に浮かびます。
年末のご挨拶も兼ねて連絡しようと思います。

はーと&はあと 管理栄養士東川千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。
12月になりましたね。
街はクリスマスモードですね。

先日利用者様の担当者会議に参加しました。
認定更新があったためです。
80歳代、男性、要支援から要介護になりました。
夏場の食欲低下が原因で一時的に腎機能が低下し、入院となり、その後の食事確保のために9月に利用開始になられた方です。
入院前はとても元気だったそうですが、急に食事がとれなくなりました。
退院時は腎機能も回復し、制限の指示もなかったため、はーとの食事は健康バランス食で毎日昼食を利用されています。
はじめは残食もあり、全部食べることはできませんでした。
しかし、今では体力も回復してこられ、毎日の点滴もなくなり、食事も全部残さず食べることができています。
退院当社に比べ顔色もよく、家族様、関係機関の皆で喜んでいました。
しかし、話の中で気になることがありました。
家族様が「寒くなったので、脱水もないと思いますしね」と。
確かにこの方は夏場には水分もとれていませんでした。
しかし、冬場だからといって安心するのは大間違いです。
冬場でも脱水は起こります。
高齢者にとって、冬場の脱水は意外と多いです。
トイレが近くなるからといって水分を控える方も多いです。
また、汗をかかない分、喉の渇きを感じなくなり、意識しないと自然と水分の摂取量が減ってきます。
また風邪などによって発熱、下痢などが起こると脱水も起こります。
脱水が起こると、発熱、めまい、ボーッとするなどの症状があります。

よって、夏場と変わらず、十分水分補給は必要です。
その旨を家族様にもお伝えし、気をつけていただくようお願いしました。
夏場同様、「お茶やお水飲んでくださいね!」の声掛けは、うるさいぐらいしてくださいね。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

こんにちは、京都管理栄養士の東川です。

もうすぐ12月ですね。この時期になるとこんな声が多くなります。
「今月は飲み会が多くて・・・」
「今月は外食があって自信がないです」などなど。
忘年会の季節ですね。そのためいつもの食生活が変わりコントロールが乱れる方は多いです。

しかし、先日のクリニックでの栄養指導でのお話です。
50歳代、男性、糖尿病。
糖尿病歴、15年。食事療養経験ありです。
糖尿病と診断されてから、食事と運動療養で血糖コントロールを良に保っておられました。定期的な受診から一年に一回の健康診断での検査で良くなっていたようです。
でも4年程前に職場が変わりだんだん気の緩みが出てコントロールが悪化し、今回受診されました。

どういう風に職場の環境が変わったのか確認すると、4年前までは、週のほとんどが飲み会でほとんどが外食だったそうです。
だからこそ、飲む量、食べる量には気を使い、運動も欠かさずしていたそうです。
それが今では月に1、2回の飲み会があるぐらいで、後は自炊されています。
しかし、そのことが、反対に気の緩みにつながり、食事についても適当になり、家で飲む量も増え、運動量も減ったとのこと。
今HbA1cが7%です。この方は、すぐに6%に下げますと断言して帰られました。
どうやったら下がるか管理できるかはご存知です。
長い間、食事療養をされています。
今は、環境的にも悪くない環境です。
でも、コントロールは乱れました。

食事療養を続けるということは難しいです。
まして、自分で管理して継続していくことはとても難しいです。
それでも、続けないといけません。
そのために、私たちが少しでもお役に立ちたいです。


実は、この方のお母様も糖尿病で同じクリニックに通っておられます。
お母様には心配をかけたくなとのことで、長年、ご自分も糖尿病ということを隠しておられました。
しかし、今回、クリニックでばったり鉢合せ!
「母親にばれてしまった!」とそのことを一番ショックがっておられました。
お母様を安心させるためにも、血糖コントロールが良くなるように頑張りましょう。

はーと&はあと 管理栄養士東川千佳子

こんにちは、京都の管理栄養士の東川です。
先日、うれしいことがありました。
あるケアマネージャー様からお電話をいただいた時に「東川さん、ブログみましたよ。もしかして、あのブログの方って○○さんのことじゃないですか?何だかうれしくなりました」と。
ちゃんと読んでもらっているんだな~と私もうれしくなりました。

先日訪問した利用者様。
70歳代、女性、C型肝炎。50歳代ぐらいから肝炎があったとのこと。
今回お腹がやけに膨らんできたと思い病院に行くと、腹水が溜まっており、塩分制限がでました。
でも医師から塩分を控えなさいと言われて依頼、極端に塩分を減らしていることを心配された娘様がどこか相談する所はないかとのことで病院からの紹介で利用となり、訪問しました。
何が原因だったのかと思い、普段のお食事内容をヒアリング。原因がありました。
今年に入り、ご主人様がお亡くなりになり、一人で家にいるのが寂しくて、外食ばかりしていたと。ご主人様との思い出の家にいるのが辛かったようです。もともと料理が好きらしいのですが、全くしなくなったと。そのため塩分過剰になったと思われます。

今回塩分制限が出てからは、もう恐いからと外食はされてません。
しかし、家ではろくなものを召し上がっておられませんでした。
娘様が塩分控えめに作ったものも手をつけず、塩分のないと思われるもの、例えば果物だけを召し上がっておられました。
それではいけません。

調味料に含まれる塩分量や食品に含まれる塩分量について説明し、1回の食事に使用できる塩分量について説明しました。
また、塩分を少なくしても食べやすくなる工夫点なども説明しました。
もともと料理が好きな方なので、はーとの食事の利用頻度は少なくして、ご自分で塩分調整した食事が作れるようにサポートしていきたいと思っています。

今回、訪問した時に思ったこと。
それは、環境の変化で食事というものは変化するということ。
今までもそういった方はたくさん見てきましたが、今回、この方の心情が伝わり特にそう思いました。ご主人様の存在が大きかったんだな~と。
定期的にお持ちし、配送員との触れ合いの中で、少しでも寂しさが紛れるといいなと思いました。

はーと&はあと 管理栄養士東川千佳子

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  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
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  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」