食事療養のサポートを現場から発信

病みつきなんです!?

こんにちは。めでぃはあと北摂の中村です。
早いもので4月も半ば、ソメイヨシノは散り次は八重桜が咲き始めましたね。
なんやかんやとしてるうちに、GWに突入してしまいそう・・・。
忙しさに流されずひとつひとつ計画立てて仕事をこなしていかないと、と日々思いながら
生活をしているのですが・・・夕方になるといつも「本日の抜けていた仕事」を思い出し、
ため息をついている今日この頃です

さて、今日は栄養指導で出会った患者様のお話です。

私は現在2箇所のクリニックで栄養指導をさせて頂いているのですが、そのうち1箇所は
昨年に退職した長山さんから引き継いだクリニックで、今年の1月から私が寄せて頂くように
なりました。
そこに通われている78歳・女性の患者様が今日の話の主人公です。

その患者様(以降Nさんとお呼びします)は、栄養指導に通うようになられて1年以上に
なられます。
そもそも栄養指導に来られる原因となったのは、肥満とそれに伴う脂質異常症等々。
栄養指導がスタートした時は、身長155cmに対して体重が75kgもあられました!
標準体重を20kg以上オーバーされていたNさんは、体が重いせいで膝まで悪くされており
とても大変な状況だったそうです。

しかし栄養指導に来られるようになってからというもの、Nさんは熱心に食事改善に
取り組まれ、毎日「食事記録ノート」をつけるようになられました。

栄養指導の中でも「食事記録を書く」というのはやはりちょっと手間がかかるイメージがあり、
「食事記録をつけてみましょうか?」と勧めても「え~、それはちょっと・・・」と嫌がられる
患者さんも少なくありません。

なので、Nさんに「食事記録、こんなに毎日つけるのは大変じゃないですか?」と聞いて
みたところ、返って来た答えに頭が下がる思いでした。

Nさん:「最初はね、ちょっと大変かなぁとも思ったんですけど、書いてるうちに日記みたいに
     なって・・。それにやっぱり、書くようになったら自分の食事の内容がよく分かる
     から、無駄なものを食べないようになったんです。
     そしたら体重もどんどん減って来て、食事記録をつけてやせていくのが楽しくなって
     しまって。今では記録を書くのが病みつきなんです(笑)」

偉い!患者様の鑑です!
Nさんは毎月1~2kgずつ体重を落としていかれ、今ではなんと57kgになられました!

Nさんの減量の成功はクリニックの中でも有名で、他の患者様の励みにもなっているようです。

先日も別の栄養指導の患者様から「Nさんって、本当に痩せられましたね。うちも頑張らないと
だめですねぇ~」との声も聞きました。

Nさんの目下の目標は、病みつき(!?)の食事記録をつけながら標準体重まで体重を
落とす事だそうです。(血液検査の結果は現在全て正常値になっておられます)

2ヶ月に1回、栄養指導で食事記録を栄養士にチェックしてもらうのがライフワークになって
おられるので、これからもサポートしていきたいと思っています。

                           
                             はーと&はあと 管理栄養士 中村  愛


北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。見てくださいね~!

★本日の余談★

これは、現在新婚旅行の為、おフランスに滞在中の北摂マネージャーから送られて
きた「モンサンミッシェル」の写メールです。
いいなぁ・・・・おフランス。羨ましいかぎりです

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