食事療養のサポートを現場から発信

配送員さんお願いします。

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今回は、腎疾患をお持ちの新規利用者の方のお話です。

その方は、長年腎臓を患われていて自己療養をされていました。

これまでは、冷凍の治療食を利用しながら塩分を抑え、
食事量を守っていたとのことです。

ただ、冷凍はメニューが同じで飽きがきてしまい
このたび、はーとの配食を利用することになりました。

訪問時に、サマリーや最近の検査データなどから健康状態を把握しようとヒアリングしてみると、

「実は、ここ5年以上病院へはまったくいっていない」
とのこと。だから提示できるものはない。と。

なんでも
「長年かかっていたが、一向によくならないし、薬が出されるだけで状態は変わらない。」
「自分の体は自分が良く知っているし、なんとか、やりくりしながら生活できている。
 今後も病院へはいくつもりはない。」
との、強い自己主張をされました。

ご兄弟やご家族からも、都度都度病院へいくよう、進言を受けているようですが
まったく行く気はない様子です。

「ちょっと、つらいかも・・・と、思うときは午前中横になっていれば回復するし大丈夫、大丈夫」
と、あっけらかんとした性格の方。

いや、いや、いや~危険、危険です!
いつ病態が急変しないとも限らない腎疾患で検査どころか通院もされていないとは・・・

(なんとか、通院してもらって現状を把握したい。
 通院が嫌なら、年一回の健康診断だけでも受けてもらえないか)
(でも、自己主張が強い方ですから、すぐには無理かも)

対応として、いまはーとでご用意できる
もっとも蛋白質と塩分の少ない食種をお届けし
ご様子をみさせていただくことに。

(配食スタート後、お伺いしたさいには元気にお話いただき
 食事も気に入っているとコメントいただきました。が
 やはり、通院は嫌とつっぱられしまいました。。。)

こんなとき、頼みの綱は・・・

『配送員さん、お願いします』

日々の配食ときに、声かけとご様子伺いをかかさないはーと&はあとの配送員さんなら
ちょっとしたご本人の変化も見逃さず情報をフィードバックしてくれます。
(ここが、普通の宅配の配達員とは違うところ)

日々の見守りがあれば、不測の事態にも即対応が可能です。

非常にレアな新規のケースですが、配送員と連携しながら
療養をサポートしていきたいと思います。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。
頼りになる配送員さんの日々の活動は要チェックです。

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