食事療養のサポートを現場から発信

頼れる人間性

こんにちは。めでぃはあと京都の山村です。今日は栄養相談や配食サービスを新規でご依頼の方への訪問、関係機関への訪問でバイクでの走行距離が70kmでした。いい天気でよかった~♪♪
写真はバイク走行中撮った、菜の花とつつじです。

今日、夕方、本日最後のご新規での訪問となった方です。ご担当ケアマネージャー様と一緒に、特別養護老人ホームへショート・ステイされている女性の元へ訪問してきました。
80歳代、女性、独居、腎機能障害、低栄養、軽度認知症。

80歳代の女性はご担当のケアマネージャー様の顔を見るなり号泣されました。独居で何かと、頼れるのはケアマネージャー様しかないというのが、手にとってわかりました。
病気のことや自分自身に対して不安な気持ちでいっぱいだったようです・・・
主治医から食事制限が出ており、今回のショート・ステイに入られる前に塩分・たんぱく質調整食(腎臓病食)を試しに利用していただきましたが、どうがんばっても食べられないという事でした。
ケアマネージャー様、ご家族様の配食サービス利用の目的は「腎不全による人工透析療法回避」でした。
普段の食生活はかなり偏食で菓子パンとコーヒーだけとか多々あったようです。しかもひどい貧血で輸血をされたほど重症でした。
主治医の先生から制限がでているものの、食べられていないのであれば意味がないので、健康食の中で塩分の制限をした、減塩食、腎臓食より食べやすいものを提案させていただきました。主治医の先生からもOKがでました。
ヘルパーさんが作られた食事もあまり食べてられないということです。
パンとコーヒーだけでだめな理由が分からないといった感じです。
はーと&はあとの減塩食を食べていただきなんとか、配食に馴染んでいただきたいというのが、ケアマネージャー様と私の願いでした。
輸血が必要なくらいの貧血はダメです
初対面のケアマネージャー様でしたが(おそらく私と同じ年齢くらい)この女性を何とかしてあげたいという思いがひしひしと伝わってきました。
この女性にたいする言葉かけが温かで愛情を感じられます。多数のケアマネージャー様のこんな場面を数え切れないくらい、見ています。大変勉強になります。ちょっとしたことですごく安心感を
持ってもらってられます。
理屈ではないのだと思います。
目の前の方に、どれだけ親身になれるかだと思います。
ケアマネージャー様に負けないように「食」を通じて頼られる存在でいたいので、
前進あるのみです☆

                                   はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

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