食事療養のサポートを現場から発信

初体験・・・

こんにちは☆北摂の大都です
6月も終盤を迎え、担当するご利用者さんへの新サービス告知 も無事に終わりました。
やれやれ
そんな中、初めての経験をしました・・・

吹田市在住のTさん。男性のお独り暮らし。腎機能が低下し始め、はーとの減塩食を利用することに。
独居で、お料理したことなく、吹田市の配食を夕食に利用する他は、朝食は行きつけの喫茶店でTさん特製のモーニング、昼食は麺類中心の外食。

そんなTさんですが、初回の面談時にお伝えした注意点
「モーニングの卵・ハムサンドは野菜サンドへ変更。牛乳はやめて紅茶にしましょう。」
「麺類は汁を飲まない。麺屋さんに行く回数を減らしましょう。」
はすんなり理解され、取り組まれていました。

持病の前立腺の手術をするため、2週間ほどの入院をされ・・
退院後1週間後のお顔を見がてら、新サービスの説明を・・と思って伺ったところ・・

インターホンを押すも応答なし。
 まぁ、突然訪問したし、外出かな?また今度来よっか・・
と思って帰ろうとしたのですが、中から物音が聞こえたような・・?気がして、ドアノブを回してみると
開いた!
ドアノブの鍵はかけずにフックだけされていたので、ドアが5cmほど開いたのです。

「Tさ~ん、はーと&はあとの大都です~。こんにちわ~」
と声かけすると、奥から声が・・

「ちょっと待ってや~」
「はいは~い、ゆっくり出て来てくださ~い。」

と待つこと、5分弱。あれ?

「どうされました?」
「ちょっと転んでなぁ・・ちょっと待ってて。」
「大丈夫ですか?ゆっくりでいいんでね、待ってますから。」
という会話を何度か繰り返すうちに15分が経過し・・

これはただごとではない!と思った矢先、Tさんの口から「しんどい・・」という言葉が・・
救急車を呼ぶことを最初はためらっていたTさんですが
そんなこと言ってられない。「呼びますよ!」「お願いします・・」
救急車と消防車がサイレンけたたましくやって来て・・
消防の方の力でドアが開けられ台所で仰向けに倒れているTさんの姿が見えました。

Tさんの指示どおり、手元の健康保険証やら、貴重品をかばんに入れ・・救急隊員に預け、
消防隊員の指示でガスの元栓を締め、こたつの電源を切り、窓の鍵を閉め・・
玄関の鍵をかけて鍵を預け・・
搬送先の病院を聞いて、救急車を見送りました。
初めての経験・・
その後、おまわりさんの質問に応え(自分の身元を説明するのに時間がかかりました)
やれやれ、あ~びっくりした・・と思ったとたん、今度は近所の「民生委員です」というおばちゃんにも、ことの次第を説明し・・
大変な訪問となりました。

この日は金曜日ということで、週末はヘルパーさんも来られないため、このまま週明けまで誰も訪問することがなかったら・・・と思うと本当にあの時、物音がして良かったと思います。

今はすっかり元気になられ、ホント、良かった、良かった☆

原因は、低血糖と低血圧とのこと。最近、食欲がなく
1日に1食しか食べてなかったらしい・・


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

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