食事療養のサポートを現場から発信

農地の確保に奔走

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今回は、前々回の食の安全のお話つながりで農地のネタ話です。

いま、食材費が上がっています。原因は飼料の価格高騰!

牛、豚、鶏の食べる飼料がバイオ燃料の原料として注目され
価格が高騰し、それが飼料の価格高騰にまで波及しています。

さらに、中国・インドなど発展国の所得が急激に上がり
穀類や食品全般の需要が増え、世界的に食糧不足が発生しています。

そして、その穀物を確保するのに、全世界で農地取り合戦が起こっているようです。

狙いはウクライナ。

黒土地帯のウクライナは農業として最適で欧米各国が農地確保に名乗りを上げているとのこと。
(もちろん、そのようなことにアクションが遅い日本の企業は合戦に乗り遅れています)

全世界の胃袋を満たすため、各国・多企業が穀物の争奪戦を繰り広げています。

世界に目を向けた後、日本に目を転じると、日本の農業は発展しているとはいいがたい現状。。。

なんでも、日本の農地は中部地方(北陸3県、長野、岐阜、滋賀、愛知)の面積を合計したぐらいだ
そうですが、そのうちの3割りは、荒地と化しているとか・・・

農地を欲している世界と、荒れ果てた農地を放置してしまっている日本?
どこか温度差がある感じがしますね。

農業問題と聞くと、
原因は跡継ぎがいないからとか、農業はきつい労働のわりに儲からないから・・・などが
よくいわれていますが、隠れた原因もあるそうで

それは、農地は持っているけど農業していない方が、農業をしたい方に農地を渡さないのだそうです。
(農地は法律でいろいろと譲渡や活用に制限があるそうで、詳しいことはよくわかりませんが
 かいつまんでいいますと)

「農業をしたいので、農地を売ってください」とお願いしても
「いまは、土地が安いから、もう少し高くなったときに売りたいから、いまはダメ」
とかいわれてしまうのだそうです。
(ホントかよ・・・それ!)

栄養を考える上で、食は切っても切れないものです。そしてもちろん農業も同じ。

これは栄養士として、もう少しつっこんで調べてみる・勉強してみる必要がありそうです。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


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