食事療養のサポートを現場から発信

ほほほのお付き合い

こんにちは
めでぃ京都の宮川です。
昼はあたたかいですが、朝晩めっきり寒くなりましたね。
空気がきりっとしています。
先日の休日、鴨川をサイクリングしました。なかなか気持ちよかったです。
みんな鴨川ではウォーキングしたり、歌ったり、好きなように過ごしています。
こういう時間も大切ですね。

さて、ある日の訪問です。
「退院したのでお食事再開したいのよ~」というお電話がありました。
お食事の指示等お変わりありませんかとお尋ねすると、よく分からない、とのことでしたので、
お伺いしました。

M様、83歳、女性の方で糖尿病をお持ちの方です。
とても明るく迎えてくださいます。
「病院の栄養士さんに話を聞いたんだけどねえ、ややこしいわあ、ほほほ」
血糖値は100~200台で安定しておられるようですが、インスリンを打っておられ、
「食事管理しないとね~」と言われています。が、お部屋の中には、果物のたくさん入った袋が。
バナナ、みかん、柿、りんご。
「果物、特にバナナは血糖値を上げやすいんです」、と1日の分量をお伝えしました。
みかんなら中2個、りんごなら2分の1個。バナナはやめましょう。

残念がっておられましたが、
果物の分量を守っていただくだけで変わるはずです、とお伝えすると、
「そお、じゃあ、ほほ」と。
またプリンも大好きで毎日召し上がっておられました。
控えて下さい、せめてサイズ小にし頻度減らして下さい、とお伝えしたところ、
「そおね、ほほほ」と。
またレンジで野菜をチンして食べているとのことでした。
ぜひ続けてください。「ええ、ほほほ~」

どこまで届いているのか、届くように伝えることって難しい・・。ほほほ・・
私の訪問がその方に少しでも(少しといわずいっぱい)プラスになるよう精一杯やるだけです。
「おおきに、ほほほ」と明るいお顔で見送って下さいました。

後日、お電話したところ、果物の量は守っておられレンジ野菜はさぼっているとのことでした。
血糖は大きな変動なし。
よかった、私の言葉、1つでも届いていた。

ひとつずつでも、その方ができそうなことをみつけ、お伝えしようと思います。
明るい顔どうしのお付き合いが続けられるように!

はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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