食事療養のサポートを現場から発信

まほうのクッキー

こんにちは。
めでぃ京都宮川です。
寒くなりましたね。原付で走ると風がますます冷たい。
この寒さはもうカッパではしのげません。
分厚いジャンパーの登場です。
真冬は何着よう・・

さて、先日、ある事業所にご挨拶に伺った時のことです。
ご高齢の方が、何人か集まって生活しておられる事業所で、
お食事の準備はスタッフの方がしておられますが、
月に何度か配食サービスを利用して下さいます。ありがとうございます。

「こんにちは、はーとです、いつもありがとうございます」
「こちらこそ~」
ひととおり事務的なお話を終え、さて、失礼しようとした時、
どうぞ、とお茶とクッキーを出して下さいました。
「お構いなく、、」と辞退しましたが、「手作りなのよ~」と。
確かにクッキー、少し変わった形です。ありがたくいただきました。
味噌とゴマ入りで、素朴な味でおいしい・・

「このクッキーね、意外とかたいでしょ。でも不思議なことに、皆さん召し上がるのよ、
なんででしょうね。混ぜて固めて焼くだけで手間もかかってませんよ~」
やっぱり手作りだからでしょうか。
「そうねぇ、ここで生活するようになってから、
1人で家に居る時は嫌いだった魚をおいしいって言って食べている方がいるわね~、ここの魚は食べれるって。
特にいい食材というわけでもないのにねぇ笑」
食べる方の顔を思い浮かべて心をこめて作る気持ちが伝わっているんでしょうね。
「クッキー今度はバナナも挑戦しようかと思っているのよ、きっともう少し柔らかいはずよ~」
ごちそうさまでした。
おもてなしの気持ちもとてもうれしかったです。

私達の配食サービスは作ったものを、その場ですぐにお客様に食べていただくわけではありません。
でも心は同じです。
ひとつひとつの業務に丁寧に取り組み、その先にいる客様に喜んでいただきたい、と思います。
初心にかえろう○

その後家で味噌クッキーを作ってみましたが半分ほど焦げました。笑


めでぃ京都 管理栄養士 宮川曜子

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