食事療養のサポートを現場から発信

同じ屋根の下

こんにちは、ここ数日の寒さにビックリしている東川です。
「いよいよ来たな!」といった感じ。
ロングダウンも投入しないと。
というのも、先日ショートのダウンのチャックが壊れてしまった。
風がスースー入ってきてたまりません・・・

先日、訪問させていただいた利用者様のお話。
60歳代、男性、糖尿病。30年以上前から糖尿病で食事療養されています。
良い時もあれば、悪い時もあってと糖尿病手帳を見せてくださいました。
HbA1c(1ヶ月~2ヶ月の血糖値の平均値のようなもの)をなんとか6%台にしたいとのことで、
今回担当医の紹介ではーとのお食事を利用されることになりました。
甘いものは極力食べないように、運動は毎日と頑張っておられます。

「よし!何とかはーとのお食事で食事療養のお手伝いがしたい!」と引き続き聞く私。

すると、奥様も一緒に利用されたいとのこと。
実は、奥様も食事療養が必要。
慢性腎不全のため、自宅で食事療養されています。
つい最近も、通院されている病院の管理栄養士さんに食事のチェックをしてもらったとのこと。
するとエネルギー不足を指摘されたとのこと。

糖尿病と慢性腎不全のお食事は、どちらかというとまったく逆。
カロリーを抑えないといけない糖尿病の食事に対して、カロリーをしっかり摂らないといけない腎不全の食事。
同じ屋根の下で二種類の食事を作り分けないといけないというのはとても大変なことです。
まずお二人の普段の食事内容をヒアリングして、アドバイス。
ご主人様には、「牛乳は4日に1本ではなく、5日に1本に」などカロリーの押さえ方、食べ方、運動の時間などを。
奥様には、カロリーアップの調理法、味付け方法、カリウム制限についてなどを。

するとご主人様が「あ~こうやって説明してもらうと分かりやすいな。」とぼそり。
というのも、アドバイスをさせていただく時に、普段召し上がっておられる食材や使っておられる食器を見せてもらいながらアドバイスを行いました。
病院ではこうはいきませんものね。
この食べもののことを聞きたいと思っても、すぐに伝わらなかったり、質問したいことを忘れてしまっていたり。
自宅での食事相談の強みはここにあるのだと実感しました。
その人の生活空間の中でその人の生活に沿ったアドバイス、お手伝いができる、したいと思います。

ちなみにこのご家族には、もう一人ご家族がいらっしゃいます。
90歳になるお母様。
食事制限もなくお元気。とのことで、お二人が利用される時に一緒にはーとの健康バランス食を利用されることになりました。


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休日に紅葉狩りに行ってきました。
滋賀の日吉大社のライトアップです♪

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

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