食事療養のサポートを現場から発信

笑顔が見られた(*^_^*)

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ
12月に入ってこんなに暖かくてよいのかしら?と思いながら過ごしておりましたが、やはり12月。
寒くなってきましたね・・
と言いつつ・・
いやぁ~、茨木の事務所が暖かいんです♪♪
豊中の曽根事務所は本当に寒かった(>_<)
毎日、事務所に居ても背中のカイロが外せなかったですしね(^^ゞ

さて、今日は・・
8月末から配食がスタートしたMさんの話です。
Mさんは独りで、たばこ屋さんを経営しています。息子さん達はもう引退しても・・と言われているようですが、お客さんが来るから・・と頑張っておられます。
そんなMさんは糖尿病です。
地域包括支援センターのケアマネージャーさんからの紹介で自宅を訪問したのですが、ものすごく仏頂面で(>_<)
たばこ屋さんの店先、ガラス窓から話を聞き・・と言っても現在の血糖値もHbA1cもわからないと教えてもらえず・・
とりあえず、毎日の夕食をご利用頂くことになりました。
その後、食事の感想や体調を伺うもあまり気のない返事で(・。・: オヨヨ

そんなMさんから腎臓食に変えて欲しいとの連絡が入ったのは11月の初めでした。
早速、詳しい主治医の指示を聞こうと電話したのですが、
一言、先生からは蛋白質と塩分を控えめに摂るように言われた。とだけ・・

腎臓食と一口で言っても、必要エネルギーも蛋白質の制限もわからず。カリウム制限は?
指示量が必要であることは説明し、納得してもらったのですが。
ケアマネージャーさんに相談して、主治医の先生に聞いてもらいましょう、と話をもちかけると
予期せぬ返事が・・(・。・:
「○○さんに相談したところで、どうにもならないでしょう?」

Mさんは、介護認定がおりていますが『要支援2』
少し前まで『要介護』だったようですが『要支援』になったことで地域包括のケアマネージャーさんが担当になったのです。担当が替わっただけでなく、ヘルパーさんの来る回数が減ったようで、あまり担当のケアマネージャーさんに良いイメージがないようなのです。
Mさんの担当ケアマネージャーの○○さんのほうも
「なかなか、心を開いてもらえてなくて。表情もかたいでしょう?」と不安げ。

ちなみに、こういうケースはMさんだけではありません。
「前の○○さん(ケアマネージャーさん)は毎月来てくれたのに、今度の人は(名前も覚えてもらえてないようで(>_<))ほとんど来ないんや(;一_一)」と。
なかなか制度を理解してもらえてないようで気の毒です・・

Mさんの話に戻しますが、
主治医の指示を確認する術をあ~だ、こ~だと提案するもなかなか・・
ところが、ひょんなことから、病院の外来栄養指導を受けたことが判明。
Mさんに病院の栄養士さんと話をすることを即了解いただき
直接、病院の栄養課へ電話をし、指導をされた栄養士さんと話ができました。
あ~良かった。
指導の内容も確認し、病院の栄養士さんには在宅での報告をし・・
まさしく、栄養士さんとの連携☆

Mさんには、変更後の食事を伝え、病院栄養士さんの指導から外れないよう再度、蛋白質と塩分制限、カリウム制限の説明をしたのでした。

なかなか、心を開いてくれてなかったMさんですが、毎月1回訪問するうちに少しづつ表情が柔らかくなりました。
そして先日、伺ったときには、自ら検査結果のデーターを見て欲しいと出してきてくださいました。
なかなか、食事に慣れないMさんですが、蛋白質と塩分制限の重要性はしっかり理解されて頑張っておられます。
そして、これからもよろしくお願いしますね・・と笑顔を見せてくれました。

いやぁ~、嬉しかったです(*^_^*)
さっそく、ケアマネージャーさんへ報告しなきゃね♪

ちなみに、検査結果ですが
10月16日
BUN52 クレアチニン1.8 カリウム5.4
11月11月
BUN49 クレアチニン2.6 カリウム5.4
12月11日
BUN39 クレアチニン1.7 カリウム5.0

確実に下がっています。(^^)ノ


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

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