食事療養のサポートを現場から発信

頑張っているよ~♪

こんにちは、めでぃ京都東川です。
先日、私の長年愛用していた会社のバイクが、プシュ、プシューとかわいそうな音を立てて故障してしまいました。
最近特に調子が悪かったのですが、どうやら寿命のようです。
雨の日も風の日も雪の日も京都府内を一緒に走っていたのですが・・・
長い間頑張ってくれました。ありがとう、バイクさん!


さて、先日、ある利用者様宅に担当のケアマネージャー様と一緒に訪問してきました。
担当者会議の前に栄養相談してもらいたいとのことで訪問しました。
この利用者様は去年の9月から当社のカロリー調整食を昼・夕、デイサービスの日以外利用していただいています。
70歳代、男性、糖尿病を患っておられます。ほんわかされた感じの方です。
利用のきっかけは、白内障の手術のために「血糖値を下げなさい!」と先生から言われ利用開始となりました。
ご家族様から「下げなさいと言われても・・・どうしていいのか・・・」ということで、ケアマネージャー様からの紹介でした。
本人様だけでは続かないからと奥様も一緒にご利用されています。
そして、長女様、次女様もサポートされています。

利用当初はHbA1cが7.7%(その前の入院時は8%で先生から血糖下げるようにと)
それが、
10月7.2%
11月7.1%
12月6.9%
1月6.9%
と頑張っておられます。

本人様も「頑張ってるよ~♪」と笑顔で話してくださいました。
朝食にも野菜を食べ、コーヒーに入れていた砂糖はマービーという低カロリーの甘味料に変更し、入院時は隠れて食べていたお饅頭もやめ、入院前は何本も飲んでいたビールも控えておれます。
その他、DSにて筋力低下にならないように筋力トレーニングも頑張っておらえ、足腰もしっかりされました。
去年には無事に白内障の手術も済み、「見えやすくなった!」と喜んでおられます。

「だからこそ、この血糖コントロールを持続してもらいたいので、今日は一緒に管理栄養士さんに来てもらいました。」とケアマネージャー様が一言。

以前にも指導した、野菜を食べること、甘い物の食べ方、ビールの量などを引き続き注意することをお話ししました。
また、お持ちししているお食事のことについて伺うと、野菜が薄味だと残すことがあるとのことより、野菜の重要性(野菜を食べることで血糖の上昇を穏やかにすること)を説明し、残さず食べること。
さらに効果を出すために、野菜から食べることをお話ししました。
そして、最後に引き続き血糖コントロールを良好にしていくことが合併症を防ぐ上でどれだけ必要かということを説明しました。

「もう、お父さん、ちゃんとわかってるの~!?」と娘様が言うと、
「わかった、わかった~。」とちょっと頼りない返事でしたが、なんとか今まで頑張っておられるので、よいことにします。

「また、忘れた頃にやってきますので!」と言って失礼しました。

半年後、そして一年後が楽しみです。
もっと良い結果がでるようにサポートしていきたいと思います。
一時だけでなく、長い間継続できるように・・・


はーと&はあと 管理栄養士東川千佳子

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