食事療養のサポートを現場から発信

手紙の効き目

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
寒いが続きますね。今日も朝雪がちらついていました。
ひえー冷ーと思いつつ毎日自転車で出社しています。
会社に着くころにはポカポカあったまっています。
今日はどんな方に会えるかな♪

さて、昨年末よりご利用になっているK様。91歳、男性の方。
お独り暮らしで、心疾患と糖尿病をお持ちです。
難聴の為、本人とお話は無理だろうとのことで、新規訪問時は娘様とお話させていただきました。
現在御入院中で、ご利用の目的は、退院後のお食事(できたら病院食に近いお食事)の確保、安否確認でした。

退院後のお食事は、配食以外では、娘様がご用意されるようです。
制限もある為少し不安に思っておられました。

「朝はパン5枚切1枚に糖尿病用のマービージャム、バナナ1本に牛乳1杯かしら」
バナナ召し上がる方、多いのですが血糖が上がりやすいので、控えましょう。
みかん2個やリンゴ1/2個にできますでしょうか?
「昼はうどんやラーメン、おやつにおかきやクリねぇ」
卵とじやお豆腐あんかけにしてお野菜も入れて栄養を摂りましょう、
間食は、低カロリーのゼリーとかにできますでしょうか?

検査結果は分からないとのことでした。また分かったら教えて下さいね、とお伝えし、
あれよというまに、K様退院の日が来て、配食がスタートしました。

しばらく経ち、娘様にお電話しご様子をお聞きしました。
「もう、バナナがだめってね、本人全く食べないのよ(笑)、クリも食べてないわ、
最初のお手紙を読んでその通り、守っているわぁ」

手紙効果抜群!
私たち、栄養コントロール食利用の方には、初回お届け時に、お食事のアドバイスのお手紙をつけています。
K様、そのお手紙をじっくり読まれたようです。
昔ながらの真面目な方のようで、バナナは駄目だ!とまで仰っているよう。
退院後の血糖値も安定しているとのこと。よかった。

お手紙を読んで下さりここまでの反応をいただいたのは初めてだったのでビックリです。
直接お話しできないので、伝わったか心配でしたが、伝わったようでとてもうれしかったです。

お手紙でも、お電話でも、ご訪問でも、その方に合わせてしっかりアドバイスできるよう精進精進!

はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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