食事療養のサポートを現場から発信

必要性の認識の共有って難しい

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

暖冬の影響か、バイクでの疾走もあまりストレスにならない今年の冬!
調子に乗って先日ガス欠になるまで我慢して走ってしまい
500m先のスタンドまでバイクを押すはめに。。。

さて、今回は、新たに配食をスタートすることになった利用者さまが
残念ながら食事療養が続かなかったお話です。

お一人は、数回前のブログでお話した胃をOPされた方で
軟菜食をお持ちしていましたが、
「なかなか、味が口にあわず食べ続けるのは大変
 食品が制限されているとはいえ、食べられない・・・」と
お断りのお電話をいただきました。

また、別の方では、腎疾患をお持ちでここ半年間で
クレアチニンが急上昇し、自己管理ではなかなかうまく
できないため、配食をスタートされた方がいたのですが

訪問時に、お話しを聞くと自己管理できる範囲での食事療養はされていて
・野菜を茹でこぼして調理する。
・果物を缶詰にしている。
・食べる量を調整しながら食事している。などなどを実践されていました。

ただ、ご家族と一緒に食事をされるため、少しずつの食べ過ぎやたんぱく質の
摂りすぎなどが数値の悪化に繋がっているような感があり

配食を利用することで、少しでも1食あたりの目安や食事量の把握に
お手伝いできればと思い、訪問時にもご本人さまと腎臓食の
難しさや、食事療養の大切をじっくりお話ししてのスタート
(と、僕自身は思っていたのですが)

結果、1週間でお断りのお電話が・・・(泣)

いろいろとご満足いただけない点もあるとは思っていますが
継続していただいてこそ、食事療養をサポートできるのに、
頭ではわかっていても、なかなか実践となると取り組めない
続けられない現実。

必要性の認識を共有しながら、一緒に取り組んでいく
食事療養の難しさを、改めて痛感しました。

実践してこと価値ある食事管理ですが
投げてしまってはすべてが終わってしまいます。
なんとか食事療養を続けていただけるよう取り組んでほしい
取り組ませてあげたいものです。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心

今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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