食事療養のサポートを現場から発信

継続の難しさ

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
最近雨が続いていますね。バイクで走りながら雨は視界が悪いなぁと感じます。
先日辻本もちょっとした事故に巻き込まれてしまいましたが、雨の日は特に注意して運転せねば、と感じます。
カッパの着脱に意外に時間がかかるのでいつもより早めに出て安全運転が基本です!

先日ケアマネージャー様からこんなお電話をいただきました。
「困っているんです、食事療養を続けていきたいんですけれども・・・
 ご本人も参ってしまっていて・・」
よくよく聞きますと、以前ご紹介をいただいた、
はーとの配食を昼夕毎日ご利用の利用者様のご相談でした。

この方、リウマチのお薬の副作用もありここ1年で血糖が上がるようになってしまい、血糖コントロール目的でご利用になりました。
とてもきちんとされている方で、食事療養するならとことんします、きちんとしたいんです、とのこと。
ケアマネージャー様も食事療養いっしょにがんばりましょうね、と応援されています。
私も訪問時に、朝食の分量をしっかりお伝えしました。

12月の検査では血糖は食前で134mg/dl。1日1200Kcalのお食事でスタートしました。
配食が始まり、しばらくたち電話で様子をお聞きしたところ、こんなに少ないの・・とご本人ショックを受けておられました。
しかし、検査まで頑張るわ、と以前多く召し上がっておられた間食もみかん1日2個までにし、バナナもやめておられました。

1か月後、検査結果がでました。血糖は食前で175mg/dl。
あれ?下がっていない!なんでですか、毎日あんなに頑張ったのに・・食事療養なんて辛いだけ・・
残念そうなご本人の声。
1か月で良くなるとは限りませんが、上がっているとは・・あんなに頑張っておられたのに・・。
食事療養を私はしたことはありませんが、本当にきっちりされていたので、実はとても精神的に辛かったのだと、その声から感じました。精神的なストレスの少ない、継続できる食事療養でなければ意味がありません。
ケアマネージャー様に確認しましたところ、リウマチのお薬が少し増え、それが原因では、とのことでした。

さて初めのお電話の話に戻りまして、
今後食事療養をどうしていくか、がご相談内容でした。
ご本人の希望は配食の頻度を減らして、たまには好きなものも食べ、ヘルパー様と自分で食事を準備したい。
ケアマネージャー様としましては、分量の目安が分からないのできっと食べすぎてしまわれるだろう、どうしましょう、とのこと。

相談の結果、もう一度ケアマネージャー様と私で、大体の分量や調理のコツを、分かりやすくお伝えすることになりました。
まだその日は来ていませんが、こんな風にご相談いただけたことがとてもうれしかったです。
食事の楽しみを大切にしながら、食事療養を継続していけるようお手伝いができれば、と思います。
ご本人、ケアマネージャー様の意見も取り入れながら、一番よい方法が提案できるよう案を練っています。

良い結果が出たらまた報告します★

はーと&はあと 管理栄養士 宮川 曜子

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