食事療養のサポートを現場から発信

陰ながら、サポートの一員です☆

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
ついに昨日、1歳年をとっちゃいました。社長と同じ、丑年・年女です★
中身も成長していかないと、っと感じる日々です!
事故に気をつけてがんばります!!


さて、先日同じ事業所の別の方々から「食事療養が必要な方にぜひお食事を届けてほしいんです」とのお話をいただき、ご訪問させていただきました。

1人は、週3回透析を受けておられる方です。
奥様が施設へ入所され、現在お一人暮らしです。
今まで食事準備は奥様がされていました。
そのため、缶詰の魚の煮付けや塩こぶなどとご飯のみを食べることが多い様子です。他には、みそ汁のぶっかけご飯で済ますことも多く、これまた塩分の摂り過ぎで、さらにバランスも崩れ、食事量も足りません。
ご紹介していただいたケアマネージャー様より、管理栄養士の立場から、食事の面のアドバイス・サポートをお願いします、と。少しプレッシャーを感じつつも、「もちろんです、私も利用者様の健康をサポートさせていただく一員ですから」と、元気よくお答えしました。
現在はお食事量が少ないこともあり、本来は肉・魚などのたんぱく質の制限も必要なご病気ですが、塩分のみ制限したお食事をお持ちしております。
本日もご自宅にお伺いさせていただきました。食事には何もつけずにおいしく完食しているとのことで安心いたしました。配食以外はやはり偏っておられましたが、元気なご様子です。


もう1人は、糖尿病をお持ちの方です。
この方もお一人暮らしです。ホームヘルパーさんに買い物を頼んでおられます。
気になったのが、間食としてまんじゅうなどの甘い物、また飴を頻繁に食べておられること。飴やチョコレートはパッと口の中に入れられて、1つ1つが小さい物なので、積み重ねに注意しないといけない食べ物です。気付かないうちにたくさんのカロリーを摂取してしまっていることもあります。
また、お酒が好きで、以前は朝から飲んでおられたよう。担当の方の話では、朝は禁酒するということを決められたようですが、昼には飲んでおられる様子。
せめて運動だけでも、と目標を決められ、ウォーキングに取り組んでおられます。


お2人とも、ご自分の病気について、食習慣を見直さなければいけないことはわかっておられますが、意識や行動が伴っていない部分があり、なかなか改善できていないご様子。
頭ごなしに「やめましょう」「控えましょう」と言われるのが嫌なことももちろんわかります。
誰でもそうです!!今までやってきた好きなことを制限されることは、辛いものです!
しかし、私たち管理栄養士が言わないで誰が言うの??と思えることもたくさんあります。なかなか難しい職業です。
その方のペースに合わせ、長い目でお付き合いしていきたいと思っています。

食事量・病状の変化に合わせてお食事をすぐに変更できるよう、定期的にご本人様と接していきたいと考えています。
病気と向き合い、良いお付き合いをしていただけるように、陰ながらサポートさせていただきます☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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