食事療養のサポートを現場から発信

ご家族へ安心をお届け

こんにちは。めでぃはあと京都の山村です。
4月度も、もう早いもので後半ですね~ゴールデンウィーク目前です☆

先日、配送員から1本の電話がありました。
今、お届けしたご利用者様情報です、と。

70歳、男性、独居、認知症、食事制限なし、健康バランス食をお届け。
お届けした日はデイサービス利用日でご帰宅されたところでした。利用者様はしきりに
「ここは、自分の家ではない!早く家に帰りたい」と強くおっしゃったそうです。
少し、本人様、パニック状態だったらしく配送員は連絡をいれてくれました。
外からも鍵がかかり、本人様は外に出て徘徊などはできない状況ではありました。
配送員がそれを見て、ご家族に連絡を入れておいてくださいと。
さっそく、別居のご家族へ連絡をしました。
娘様のご主人が対応していただき、本日の状況を伝えました。
「いつも、本当にお世話になっています。実は、最近も同じようなことを言い、ご近所に迷惑をかけたので、やむをえず、外からも鍵がかかるようにしました・・・監禁みたいで
嫌なのですが。施設への入所も考えているのですが、空きもないしすぐにとはいかないもので・・・」と申し訳なさそうで、しかも大変困った様子。
本人様は、何かの拍子に昔、子供の頃に住んでいた家を思い出しそこへ帰ろうとされるようです。
何か、変わった事などがあれば、連絡を必ずさせていただく事をお伝えすると、ものすごく喜んでいただけました。それが、通常のはーと&はあとの安否確認サービスということもお伝えすると、安心された様子です。
別居のご家族に「安心」をお届けする事ができるなら、担っている役割が果たせ、お弁当屋さんではない、奥の深いサービスだと自負しています。
今まで、数えきれないくらいご家族会議に参加させていただいてます。
すごく勉強になり、本当の現状を目の当たりにします。
「介護」がきれいごとでない、現実に精神的、肉体的にかなりのご家族の負担がおありです。
先日も別の方で、アルツハイマーで独居のご家族が涙ながらにおっしゃってました。施設を探してるけど、近場の施設は1,300人待ちということ・・・
はーと配食を「頼りにしてますので、宜しくお願いします」とおっしゃいました。

ご家族が介護に疲れてしまわれないうちに、早くお話したいです。やはり大変なのが「食事の支度」と皆様おっしゃいます。一人でも多くの方のお役に立ちたいと思います。
ケアマネージャーさんのもとへ足しげくかよい、困っている人と出会うのがやりがいとなっています☆

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私の夜な夜な仕事があります。翌日の主人のお弁当の仕込みです。というか早朝、早起きは超苦手(苦痛)なので、毎晩、一品、煮物を作っておきます。今日は筑前煮で~す!隣でゆで卵も作成中です。三度三度の食事作りはほんと大変です。主婦ならでは、ご利用者様の思いを受け止められる事も多いので、つい熱く(暑苦しく)語ってしまいます。
本当に生きている限り、食事は重要!楽しみです。どんな悩みも話していただける、管理栄養士・相談員となるのが目標です。

                                 はーと&はあと 管理栄養士  山村 豊美

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