食事療養のサポートを現場から発信

子の心、親知らず?

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ
右見ても、左見ても、前向いてもマスク、マスク、マスク・・と言うてみたものの、
歩いている人通りも少なく、吹田市の大きい道路を1、2本中に入ると、本当に静かです。
こんな異様な街の雰囲気初めてね・・とヘルパーのサービス責任者さんも仰ってました。
薬局ではマスクが消え、うがい薬、手洗い用洗浄剤が品薄になり、マスクが手に入らなかった人達が買い求めてガーゼまでもが欠品する始末・・
とあるヘルパーさんは6000円も出してマスクを購入したとか。今にも宇宙か海底に行きそうなマスクだそうです(^^;

とりあえず、うがいと手洗いに励みましょう。

前置きが長くなりましたが、今日の本題へ・・

先週、ケアマネージャーさんからの紹介で食事がスタートしたTさま(東淀川区在住)
70代男性。奥様は入所され、独居。ご自身が管理するマンションに住み、1階では代を譲った不動産業を娘さま、息子さまご夫妻が営んでおられます。

この度、前立腺の手術を受けるにあたり、精密検査で狭心症が発覚!!
緊急入院となり、この度、無事手術も済みご退院となりました。
もともと糖尿病もあり、減塩の食事が必要となり娘さまからの依頼でケアマネージャさんにご相談されたのです。
新規訪問時、ご本人様も同席の予定でしたが、入院先で知り合ったご友人が急に話し相手に来られたとのことで娘様のみと面談となりました。

木曜日はヘルパーさんが来て筋力維持のため一緒に買い物に行き、調理をするため
木曜日を除いて週6日の夕食をお届けすることに。
昼食は外食もすることも多いようなので、外食する際の注意点や減塩についての注意点をお伝えし、後日、Tさまにも同じような話をすることを約束してその日の面談は終了。

娘さまはとってもお父様(Tさま)の食事が心配で、心配で(^^;
何を食べるかわからないし、自分では用意できないし、放っていたら合併症になるって言われるし・・
心臓も悪いし・・

ところが、当のご本人様は娘さまの心配をよそに・・
スタートしてから3日目、毎日は嫌だと訴えてきたのです。
あわてて、娘さまに電話すると父娘喧嘩の最中。担当のケアマネージャーの元にも興奮した娘さまから電話が入っていたようで、その日の午後にケアマネージャーさんと2人でご自宅へ・・

Tさまに聞けば・・
昔は調理師もされていたようで、魚も卸せる腕前だとか。冷蔵庫の野菜なども工夫して調理されていたり、味も薄味を心がけているとのこと。冷蔵庫もきれいに整理されていました。

今回はちょっと娘さまの心配度が大きすぎたかな?
結局、ご本人さまの意向と自立を尊重して、週3日の夕食を届けることになりました。
今後は血液検査の結果を確認させてもらいながら、利用頻度の調整をすることで娘さまも納得。

Tさまは娘さまに
「子供扱いをするなっ」と怒ったとか(^^;

『親の心、子知らず・・』とはよく言いますが、『子の心、親知らず・・』とでも言いましょうか。

この仕事をしていると、時々親子喧嘩、夫婦喧嘩に遭遇します。
相手(親やご主人さん)のことが心配で、こうなるんですよね。
身内の言うことはなかなか聞き入れないし。
ウチの親もそうですが。

第三者からの意見やアドバイスはすんなり入ったりするんですよね。
お金の相談を受け付けられませんが
お食事のご相談であれば、お気軽に呼んで下さいませ(^^)ノ


はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

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