食事療養のサポートを現場から発信

あらためて初めまして

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
5月も早、半ばを過ぎました。新緑の季節ですね。
宇治市の利用者様宅や事業所を訪問すると、新茶の葉の緑に目が覚めます。お茶畑をしておられる利用者様宅もありますが、とても忙しくされているようです。
不思議と緑を見ると頑張るぞ、と元気がわいてきます。

さて先日、配送員の横に乗り利用者様宅にお食事をお届けしてきました。
以前もブログに書きましたが、私たち相談員も、普段は社にて受発注やお食事についての問い合わせの電話対応をしているカスタマーセンターの社員も、年に何度か配送員の横に乗り、お客様にご挨拶します。

今回乗った、茶畑の広がるコースは、入社以前より利用して下さっている方や、初めの訪問は別の相談員が担当した方も居られ(新年度より各相談員の担当区域が一部変更になった為です)、初めてお会いする方がたくさん居られました。
もちろん、私が初めに訪問した方や、何度かお電話で相談させていただいている方も居られます。

たくさんの利用者様に会えるのはとてもうれしいことです。この日は半日で33人の方にお会いできました!

そのうちのお一人についてです。初めてご挨拶のK様、男性、70歳台。昨年10月から利用してくださっています。

私:「いつもありがとうございます。宮川と申します、担当の管理栄養士になります。」
K様:「あぁ、ありがとう・・・」

腎不全で蛋白質と塩分を控えたお食事を召し上がっておられます。
少し元気のないお顔でした。他の配送もありゆっくりとお話できなかった為、後日お電話にて様子をお聞きしました。
元気のないお顔の原因は、配食以外のメニューについてでした。

K様のように蛋白制限がある場合、おかずの肉や魚の分量を減らさねばなりません。なので、その分のエネルギーが不足しないよう、油や砂糖をうまく使い調理します。

K様は、家族様も協力され食事管理されているのですが、甘いものやマヨネーズでエネルギーアップしたメニューばかりで、糖尿病ではないのですが血糖値も上がってしまうかも、と不安に思っておられたようです。

さっそく春雨やくずきりを使った料理のレシピをお伝えしたところ、とても喜んでくださり、参考にします、と言ってくださいました。横乗りのお届け時の元気のないお顔ではなくなっていると良いなぁと思います。

声や表情や雰囲気で気づくことは、たくさんあります。
自分から訴えてくださる方も居られますが、そうでない方も居られます。
K様の件で、細かな心遣いを大切にしなければと感じました。

利用者の皆様、私が配送員の横に乗ってお伺いした時は、なんでも気軽に相談してくださいね★



1日の配達を終えた配送車です!


はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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