食事療養のサポートを現場から発信

利用者様から学んだこと

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
『走れ!8人の管理栄養士』となり、パワーアップ☆
インフルエンザに負けず、今日も明日も走りますっ!!
みんなで吹き飛ばしましょう~★


さて、先日ご利用者様との言葉の行き違いにより、少々お怒りになられたということがありました。
お食事をご利用しはじめて1ヶ月が経つ方で、実は3・4年前に数日間ですが、当社のサービスをご利用いただいていました。
期間もあいており、ご病状にも変化があるだろうと、改めて訪問し「新しく担当させていただきます」とあいさつ。

腎臓病を患っておられ、病院の管理栄養士様より低蛋白米を勧められ、食べておられました。
当初はご飯付きの食事にご不満な様子で「すぐに食事ストップするかもしれない」というのが口癖かのように言っておられました。
最初は週3回程度で良いとのことでしたが、2日目にお食事をお持ちすると「毎日お願いします」と配送員にお伝えいただき、今では毎日の夕食をお持ちしています。
以前とは違い、食事療養に少し意欲が出てこられたようで、安心いたしました★

病院に行かれ帰宅が遅くなることが多く、お電話で「○○日はキャンセルですね」とお伝えしていましたが、本人様はキャンセルしたつもりはなく、日が近づいたらまた連絡しようと思って下さっていたようです。
しかし、本人様も連絡を忘れておられ、当日「食事が届かない」という連絡があり、食事がキャンセルになっていることを聞くと、「食事の準備はどうしたら良いの?連絡しようと思っていたけど忘れていたの。日が近づいたらそちらからもう一度ちゃんと言ってくれたらよかったのに、不親切!」とお怒りの様子。
幸い、外出は押し車でゆっくりの歩行ながらも歩くことができる方で、お食事の準備も今までご自分でされていたこともあり、問題はなかったよう。
お電話の最後に「食事はもういらない」と言われていたようで、何と言っても食事療養に前向きになっておられる気持ちがなくならないか、と心配でした。

ついこの間、会社の会議で『当社の食事をご利用していただくことが大事なのではなく、食事療養を継続して続けていただけるかが重要だ』という話をしていたところだったのです!!

当社の食事をご利用されなくなっても、食事療養を継続していただくために本人様と直接お話がしたい!と翌日訪問。
直接本人様にお会いし、私の配慮が足らなかった点をお詫びすると、「私も失礼と思いながら昨日はキツク言ってしまって。あの時はイライラしてしまったのよ。でもわかって」と。
私の方から、再度お食事が必要かどうかを確認するべきだったなぁ…、と反省!!

担当させていただいている方はたとえ何100人といても、ご利用者様にとっては、担当は私1人なのです。
最後まできめ細やかな対応を、1対1のお付き合いを、今後も続けていけるようになりたいと思っています☆

このご利用者様は誠意が伝わったと、今後もサービスのご利用を続けて下さることとなりました。
今後も一緒に食事療養に励みましょう♪

ご自宅での食事療養の継続は難しく、なかなか続かないと言われる方や、ご病状は知らない間に進行していても、食事療養なんて必要がない、と思っておられる方など様々おられます。
そんな方々が、少しでも食事に関心を持っていただけることが、なにより嬉しいことです。
そんな気持ちを継続していただけるよう、今後もサポートさせていただきます!!


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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