食事療養のサポートを現場から発信

頭では分かっていても・・・

こんんにちは、めでぃ京都東川です。
なんだかうっとうしい天気が続きそうです。
バイクで走っている時の雨は好きではありませんが、それ以外の雨は嫌いではありません。
シトシトと降る雨が昔から意外と好きな私です。


さて、先日訪問した利用者様のお話。
70歳代、男性、胃に腫瘍ができ、胃を2/3切除された方で、独居です。
退院後すぐで思うように食事が進まないとのことでご相談がありました。
退院前に栄養指導も受け、どんなものを食べないといけないのか、どんなものを食べてはダメなのかということは頭では十分分かっているんですと。
自分で考えて作っておられるそうですが、そうすると同じようなものになるとのこと。
また、体重が減らないように食べないとと思うそうですが、食べ過ぎると胃がむかつくのが怖いため食べれなくなり、自分で食事にストップをかけてしまうそうです。

調子が悪い時は無理せず、食事量を調整してもらってもよいことをお話ししました。
無理をして食べ過ぎると、腹がはったり、腹痛、吐き気等の症状がおきます。
胃切除術後は、胃が小さくなっており、働きが低下しているため、一回に少量しか食べれることができません。しかし、それでは、十分な栄養をとることができないため、十分な栄養をとるためには、食事回数を増やします。朝、10時、昼、15時、夕食というように。
そして、ゆっくりよく噛んで食べることが大切です。
この方は、退院前には朝昼夕の3回食になっっておられましたが、まだまだ思うように食事が進まないとのこと。
それはそうです。まだ術後数ヶ月ですから、まだまだ時間がかかります。

また、偏ってしまうのも心配とのことで、なんとか助けて欲しいとのことでした。
独り暮らしでは、食材も余らせてしまうとのこと。そのこともご本人様の負担になっていたようです。

頭では分かっていても思うようにいかない、自分で頑張りたいけど思うようにいかない、ご本人様のもどかしさが伝わっていきました。
そのもどかしさをはーとの食事や管理栄養士のサポートで解消できればと思います。


はーと&はあと 管理栄養士東川千佳子

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