食事療養のサポートを現場から発信

自宅入院

こんにちは、めでぃ京都東川です。
ムシムシと暑いですね。
水分摂取はしっかりしてください。

さて、先日行った新規の利用者様です。
70歳代、女性、糖尿病、HbA1c13%。
定期的に受診されていたましたが、担当医にすぐに病院に来るように言われたとのこと。
するとHbA1cが13%だったそうです。
ご本人様は、「今までは8%台ぐらいだったんだけどね~。」とその高さに危機感がありません。
担当医からは入院を勧められたとのこと。
しかし、本人様はご主人様とお二人暮らし。
そして、そのご主人様は認知があり、その介護もされており、入院なんてできないとのこと。
ご自分のことよりも、まずご主人様のことといった感じで、自分の体のことはあまり気にかけておられなかったようです。
そのため、食事時間も不規則。
空いた時間に簡単に食事を済ませるといった生活が続いていたようです。
甘いものもあまり食べないとはおっしゃるものの、聞き取りをしているとポロポロ。

担当医も困られ、地域包括支援センターに相談され、CMG様からの紹介で利用になることになりました。
「入院したつもりできっちり自宅で食事療養しなさい!!」と担当医から言われたとのこと。

「頑張らんとあかんね~。」と言いながらも、そのすぐ後には、ご主人様の体のことを心配されていました。
京都市内には息子様が二人おられるとのこと。
よくお孫様達を連れて帰ってこられるそうです。
次男様が「大変なら、一緒に住まないか」と言ってくださっているそうですが、そうすると長男様家族が帰ってくる場所もなくなるしと、息子様達のことも大切にされています。
私が帰る時にも「ちょっとご近所さんの所に行ってきますわ~」とご近所様との関係も大切にされている様子。

ご自分のことよりも周りの方々を大切にされる方だからこそ、この方の生活環境の中でこの方の生活を尊重しながら、サポートしたいと思いました。
でも絶対にこれ以上の悪化は防いでみせます。
自宅入院の担当者として、担当医、CMG様と連携しながら、食事療養のお手伝いをしていきます。


はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

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