食事療養のサポートを現場から発信

見た目は一緒でも違います

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
暑い日が続いていますが、皆様夏バテなどされず、お元気ですか??
元気があれば、何でもできる!!
・・・どっかで聞いた言葉ですね。でも、本当にその通りです。
体調崩されている方も多いです。お気をつけて下さい☆


さて、今回はクリニックでの栄養相談をきっかけに、ビールについて少し調べてみました。
この暑さの中、大好きなアイスやビールとにらめっこしている方も多いようです。

糖尿病であるM様は、なかなかビールがやめられないようです。
糖尿病患者様にとって、お酒を飲むことは原則禁止です。
M様の栄養相談では「休肝日を週1回から作る」ということを目標にしていますが、1ヶ月後にお会いすると、「今回も休肝日作れなかった・・・」という言葉がいつも返ってきます。
「せめてノンアルコールビールにしてみようかな??」とM様。

栄養相談後、先生に「M様は今回も休肝日が作れず、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー:1~2ヶ月間の血糖値の平均値を示すもの)も上がってきてしまい、ご自分でも少し危機感はお持ちのようです。
ビールはなかなかやめられないので、せめてノンアルコールビールにしてみようかなぁと言われていました」と報告。
すると先生より、「ノンアルコールにする代わりに、糖質か何かでおいしさを足していることはないのか?」と。
カロリーが低くなっても、血糖値を上げてしまう糖質が多く含まれていれば、意味がありません。


そこで、少し調べてみました。
普通のビール・糖質カットビール・ノンアルコールビールを飲み比べ♪

異なる点は、ビールの種類によって、多少異なる点はあるかと思いますが、やはり糖質の分量!
私が調べたものは・・・、
1缶(350ml)あたり、普通のビールなら10.5g・糖質カットビールなら0.0g・ノンアルコールビールなら3.3g。
ご病気をお持ちの方にはお酒は控えていただきたいところですが、糖尿病の方がどうしてもビールがやめられない場合、糖質カットビールが1番適しているようです。

また、ノンアルコールビールはビールと言えども、実は炭酸飲料の分類に入るようですよ。
ちなみにプリン体カットのビールもあり、そちらは高尿酸血症の方や肥満の方に適しています。

ビールが苦手な私ですが、今回3つのビールを飲み比べてみて、個人的な意見としては糖質カットのビールが飲みやすかったです。
お酒のおつまみは好きなんですけどねっ。


最後に、皆様も思う存分感じているであろう夏をお届け★

    


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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