食事療養のサポートを現場から発信

「在宅配食サービス」に出会って10年

こんにちは。めでぃはあと京都の山村です。
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8/30(日)琵琶湖岸でのマラソン10KMに参加してきました。2,775名の参加でした。
しんどかったですが、走り終えた時はすごく気持ちいいです。
今日は残念ながら、筋肉痛で~す。写真は参加賞の琵琶湖Tシャツとぶどうです☆

私は、在宅配食サービスに携わってちょうど10年程たちます。
はーと&はあとに入社して7年になるのですがその前に他社で在宅の配食サービスに出会いました。
当時、管理栄養士として仕事を探していて、友人から管理栄養士の募集がでているで~と募集案内を渡されました。
募集内容は糖尿病食等に興味のある方(作れる方)、病院勤務経験者優遇とありました。(はーと&はあとではありません。前職です)
面接をクリアでき採用となりました。が、なんと、人事の方から
「仕事は在宅の配食サービス(食事療養の宅配)で他社を適当にリサーチして立ち上げてください!よろしく!」と言われました。いまだにその光景は忘れられません(笑)
は?在宅?配食?誰がやんの?私?え?立ち上げる???
「早急に東京から営業スタッフを数名呼びますから・・・」と事務所に電話1個だけ置かれた状態でした。電話1個置かれただけでなんのノウハウもなく・・・当時、よくわからなかったですが、何故か集まったスタッフも良かったのか皆が我を忘れ、在宅配食サービスを立ち上げることとなりました。

そして、何らかの理由で食事に困っている人といっぱいいっぱい出会うこととなりました。
正直、在宅に触れたことがなかった私ですが一瞬にして電気が走ったのごとく身震いしました。
こんなに困っている人がいるということ、教えて欲しい人がいる事、導いて欲しい人がいるという事、とにかくいくとこいくとこで、頼りにされました。
当時、相談業務にそんなに経験もなかったのですが、今までの人生(仕事)の経験をすべて出した(笑)我流なのでしたが、何故か不安もなく、やたら「楽しい!」と思えました。どういうことで困ってられるのかをとにかく「聴く」事に徹しました。聴いて聴いて、少しだけ意見をいう・・・ということを繰り返していくうちに、お一人お一人のポイントとなる事を踏まえ、どうされるのかがベストなのか、わかるようになってきました(身についてきました。まだまだ、修行中ですが・・・)

その後、その会社は退社したのですが縁あってはーと&はあとでお仕事ができることになりました。今では、相談業務は趣味のごとくめちゃめちゃ楽しく思えます。
以前手探りながらやった事が役にたっていると思ってます。
仕事をしている中で大変な事がほとんどなのですが、やはり「少しでもお役に立てた瞬間」「頼られた瞬間」は何とも言えない満足感で満たされます。が、大事なのは自己満足ではなく結果をだせることが目標となります。疾病を悪化させない事や、低栄養を防ぐ事。安心をして頂く事。
食事をたくさん注文していただく事では全くありません。
私の目標は常に「もう一度会いたい人、もっと話しがしたい人」になる事です。

10年前にその求人情報を知らせてくれた友人に感謝です☆
私に在宅配食サービスを出会わせてくれたのですから・・・
在宅での関わりは本当に奥が深く、やりがいがあります♪
身体を鍛えてがんばろーと走りながら思いました。

                はーと&はあと 管理栄養士 山村豊美

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