食事療養のサポートを現場から発信

見直しの時間

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
すっかり秋らしくなりました。
今年は秋にも大型連休がある、とずっと騒がれていましたが、そのシルバーウィークもあっいう間に過ぎてしまいました。時は金なり、です。
皆さんはシルバーウィーク、どう過ごされましたか?
私は、友人の披露宴に出席してきました。友人の幸せそうな顔に、幸せをいっぱい分けてもらいました。
結婚した友人は、栄養士仲間で、ご主人は調理師さんだったので、披露宴の料理にもこだわっており、とてもおいしかったです♪

さて、私達の業務は、外に出て関係機関の事業所や利用者様のご自宅を訪問すること以外にも、いろいろあります。
献立のチェック、調理現場の工場巡回、利用者様へのフォローのお電話、会議、等々。

今回は、その中の1つ、症例検討会について取り上げます。
症例検討会は、業務の1つですが、相談員(管理栄養士)としての1人1人のレベルアップの為に、毎月1回、相談員全員が集まって行う勉強会のようなものです。
メンバーは、交替で、担当の利用者様の症例を挙げ、その症例に対し、もっとよい相談の仕方はなかったか、今後どのように働きかけていけばよいかを、皆で話し合います。

新規の訪問や、栄養指導等で、利用者様とお話する時は、1対1です。
症例検討会では、自分が症例発表の当番の時は、自分1人では気付けなかった事を指摘してもらったりアドバイスをもらったりでき、他のメンバーが発表の時は、こんな対応の仕方もあるのだ、自分なら違う対応をしていたかもしれない、と参考にできます。

先日の症例発表は、私の順番でした。
糖尿病で、カロリー調整食を召し上がっておられるのですが、ヘモグロビンA1cの数値が上がってきている方の症例を挙げました。

そして、ヘモグロビンA1cの数値の改善の為、食間で摂られている蜂蜜入り紅茶や、芋類の煮物を控えていただくようアドバイスをしていくことは、もちろん大切なのですが、
相手の訴えを聞き、どうしたらその訴えを少しでも満たせるのか、考えることが先で最も大切であると、他のメンバーである先輩方に教わりました。

なぜ、その人が食べてしまうのか、空腹なのか。
なんでも原因、理由を考えることが大切なのです!

ということで、その症例に関しては、もう一度、食事の指示カロリーの設定を見直していただくよう、担当のケアマネージャー様を通じて主治医の先生に相談しています。

その方に合った方法を常に探しながら食事療養は進めていくべきなのだと感じました。

症例検討会は、自分の相談業務を改めて確認することができる、とても貴重な見直しの時間です★

はーと&はあと 管理栄養士 宮川 曜子

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