食事療養のサポートを現場から発信

老化を予防しましょう!

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
皆さんは中秋の名月見られましたか?
当日は少し曇っていましたが、翌日はよく晴れてとても明るくきれいでした。立ち止まって見とれてしまいました。

ところで先日、こんなことがありました。中秋の名月のように、きれいな話ばかりではありません・・。
仕事を終えて家に帰ったら“あなたは訴えられています”といった内容の葉書が届いていたんです。
びっくりして記載してあったところへ連絡したら、手遅れです、もう裁判が始まってしまいます、と言われ、訴えられるようなことをした覚えもないのに・・と疑問を感じ、葉書を交番に持って行きました。

結局お巡りさんの「こんな葉書はほっといていいですよ、こういった大切な通知は封書で来ます」、の一言で、解決しました。
この葉書の送り主と、世間知らずの自分に少し腹が立ちました。
皆さんも気をつけて下さい!!

さて、気を取り直して。
先週、初めて栄養指導先の医院さんで、集団栄養指導をさせていただきました。
テーマは「もの忘れ予防の食生活」です。医院さんに通院されている方や、ご近所の方が25名程来てくださいました。

内容の一部をご紹介します。

・“もの忘れ”と“認知症”は異なること。
・認知症には、アルツハイマー型と脳血管性型があること。
・老化を予防する食生活は、塩分や脂肪を控え、青魚や野菜を摂り入れたバランスのよい
食事をすること。
・老化を予防する有効な栄養成分には、青魚に多く含まれるDHAやEPA(血中の脂質を下げたり脳を活性化したりします)、野菜や果物に多く含まれるビタミンDやE、またポリフェノール(抗酸化パワーで活性酸素を撃退します)等があること。
・食生活以外では、適度な昼寝や運動、知的トレーニング(テレビを見たり友達と話したり)が予防につながること。

結局は、バランスの良い食事をし、適度な趣味をもち、休養をとり、規則正しい生活を送ることが大切なんですね。

私自身知らなかったことが多く、集団指導をするにあたり、とても勉強になりました。
実際に、大勢の方の前で話すのは、緊張しましたが、参加者の方は、おしゃべりや質問を交えつつ、真剣に聞いてくださいました。

「もの忘れ予防の食生活」というテーマでしたが、高齢化が進むにつれて、今後、認知症の方や、認知症のご家族を介護する方は、増えると思います。
配食の利用者様にも、認知症の方は多くおられます。

そういった方をサポートできるように、配食を利用してくださっている方はもちろん、普段の生活の中で困っておられる方を見かけたら、できるだけ力になれるよう行動できればと思います。

利用者様や、今回の集団栄養指導に来てくださった方の声をお聞きしたり、また話したりしていると、人と人とのつながりは大切だなぁ、と感じます。意識して耳を傾けようと思います。



集団栄養指導時に、野菜1日350gを実際に作ってみました。
老化防止の為にもお野菜を食べねば。案外少なく見えませんか?!

 ・ 緑黄色野菜120g トマト1/2個、人参1/3本、ピーマン1個
 ・淡色野菜 230g 玉葱小1/2個、キャベツ1/8個、ナス1/8個

  


はーと&はあと 管理栄養士 宮川 曜子

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