食事療養のサポートを現場から発信

約束守って下さいね!

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
凍える季節ですね。手先・足先が冷えます。
そんな中、紅葉がキレイです♪風や雨で少し散っていたりしますが、バイクで走っている目の前を、風でヒラヒラ舞っていく紅葉を見るのは好きです。


さて、本日訪問させていただいたのは、お食事のご利用が始まり、4ヶ月になるM様。糖尿病の女性です。
お食事をご利用いただくことになった時、食事療養のためにお食事が必要とのため、『栄養コントロール食』で、栄養管理をしていきましょう、と決まりました。
最初はご本人様もやる気があったのですが、数日後、当社を知っていただくきっかけとなったお知り合いの方が食べている『健康バランス食』に変えてほしいと言われました。
ご病状のことを考えると、『栄養コントロール食』の方が適している旨を説明しましたが、納得されず、『健康バランス食』へと変更になりました。
ただ、治療食でなくなったからといっても、スーパーやコンビニなどで買われるお惣菜や調理済み食材・お弁当などと比べると、味付けは薄いですし、何といっても1食1食、バランスを考えたお食事です。
食事内容を変更することで、少しカロリーが上がるため、油ものの時は少し残したり、間食は控えるようにとお話しました。


しかし、検査結果は悪化傾向へ…。
再度、最近のお食事内容について伺うと、お届けしているお食事は、全て食べているとのこと。
また、間食もなかなか止めやれず、しかも夕食後にも食べてしまっているということが発覚!
お届けのお食事以外は、バランスが偏っておられました。

これはいけない、ご担当させていただいているからには、何とか少しでもご病状を改善の方向へと導きたい!!
そんな気持ちで離れて住む娘様に連絡し、何とか本日その話し合いの時間を作っていただいたのです。

病院に行っては、血糖値の上昇にショックを受け、何とかしないといけない、ということは自覚しておられるのですが、なかなか行動に移せないM様。
継続することに意味があるので、できることから少しずつ取り組むことに。

ご本人様との約束として…、
①野菜類を意識して、3食に野菜を足す。
②野菜類から食べ始める。
③1口入れたら、30回ほど噛んで、ゆっくり食べる。→夕食後に食べるのを止める。
間食はどうしてもやめられない、とのため、ここから始めてみます。


また、合併症の怖さについてもお伝えしました。
進行すると、またお食事の制限が一段と厳しくなるため、この機会に見直しましょう、と。


油断していると、また注意しに来ますからね、と失礼しました。
配送員さんからも声かけしてもらい、担当のケアマネージャー様やヘルパーさん・ご家族様にもご協力していただき、みんなでM様の健康のサポートをしていきたいと思います。
M様のご病状が改善されますように☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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