食事療養のサポートを現場から発信

再開で再会

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
あったかい日が続いていたのに、今日は雨が降っていました。
冬の雨は寒い!
しかし、雨にも負けず、お世話になっている事業所の方々への年末の挨拶で、京都を駆け回っています。
「もう年末の挨拶?!」とケアマネさんに言われますが、もう年末です。
毎日駆け回っているからか、本当に早いなぁと感じています。

さて、先日、お食事を再開された方のお宅へご訪問してきました。
70歳台、男性、糖尿病から腎臓もお悪くなっていたため、カロリー・塩分・蛋白質調整食をご利用されていました。

歯が悪く食材が噛みにくいという理由で、2か月程前に、配食をストップしていました。
できるだけ相談にのりたいとは伝えていましたが、別の配食で腎臓食を利用されるとのことでした。

ちょうど再開のお電話があった日、朝の通勤中、
あの方はーとの配食のストップ後どうされてるかな・・と考えていました。

そしたら、偶然、夕方、宮川さんいるかな?とお電話をかけてきて下さいました。

こんなことってあるんだ、とびっくりしながらお電話を受けました。
話は食事を再開したいこと。理由は数値が上がってきてしまったこと。さらに今利用中の配食が口に合わないこと。まだ、歯はよくないが、はーとの食事で頑張りたいとのこと。

現在利用中の別の腎臓食も、はーとを利用されていた時と、ほぼ同じ栄養基準の食事です。

数値が上がってしまったのは、配食以外の食事なのでは・・?
と思い、お電話の翌々日に、ご訪問しました。

再会です。

検査の結果は悪化しており、とても気にされていました。
昼は配食、夕はヘルパーさんの調理されたものを召し上がっておられます。
朝もヘルパーさんの調理された残り物です。間食はされません。

腎疾患の食事療養の基本、蛋白質と塩分を摂りすぎないように、ということは、よーく分かっておられます。
分かっておられるんですが・・

蛋白質を控えるってなかなか難しいものです。蛋白質って、お肉とお魚だけではないんです。

お話しをお聞きしていたら、主菜のおかずのお魚(蛋白源)は1/2切れ程にしているけれど、
副菜の煮物に厚揚げや豆腐(これも蛋白源です!)を使っておられ、蛋白質が多くなっていました。

朝食のお粥も少ししか召し上がっておられなかったので、しっかり食べて下さいとお伝えしました。

糖尿もあるし、主食の食べすぎは良くないと思っておられたようです。
蛋白質を体内で効率的に利用するためには、十分なエネルギーをとる必要があります。

そうだったんですねぇ、
そうか~、
ちょっと多いですねぇ、
このくらいの量ならいいかぁ~味も見てくれへんか~?

といろいろ冷蔵庫から出して下さり、少し煮物の味見をさせていただき、
これなら大丈夫、はーとの食事より薄いくらいですね、と訪問を終えました。

今度は、ずっと食事療養のお手伝いができるよう応援させていただきたいと思います。
はーとはお食事をお届けするだけではないんです。
また、私を呼んで下さって、とてもうれしかったです。

こんな時、やりがいを感じます★

はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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