食事療養のサポートを現場から発信

伝えること★

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。

先日ヘルパーさんの事業所で、勉強会を行いました。
毎週テーマを決めて勉強会をしておられます。

今回は食事がテーマで、利用者さんの家で調理をする時に、制限がある方だったらどんなことに気をつけて調理をしたらいいのか教えてほしいということでした。
食事療養の基本、大きくわけて3つ、糖尿病、高血圧、腎臓病の食事についてお話させていただきました。

業務の後だというのに、15人ほど参加してくださいました。

内容を少しご紹介します。
●糖尿病:高血糖が起こす合併症を予防する為、血糖値を正常に保つことが重要です。
ポイントは、食べ過ぎないこと、3食規則正しくバランスよく食べること。

野菜1日350gは意外に多いなぁという声や、ゼロカロリーの甘味料は知っているという声もありましたが、知らなかったという声もありました。

野菜は1食あたり火を通したもので、片手に1杯で100gとれ、低カロリー甘味料はスーパーでも手に入ります★

●高血圧:高血圧が引き起こす合併症を予防する為、血圧を正常に保つことが重要です。
ポイントは、塩分を控えること。肥満がある場合は、減量も有効です。

醤油は小さじ1杯で1gの塩分、コンソメは小さじ1杯で2gの塩分。
意外に含まれているのだなぁ、と感心されていました。

●腎臓病:機能の低下した腎臓を保護する為に、エネルギー、蛋白質、塩分、水分のコントロールが必要になります。場合によってはカリウムやリンの制限も必要になります。

腎臓食が必要な利用者さんは、今のところ1人だけとのことでしたが、今後の為にと、熱心に聴いてくださいました。

どの食事療養でも、効果をだす為には、継続することが一番です。

周りにいるヘルパーさんや、私達管理栄養士や、配送員からの声かけや励ましで、本人のやる気を継続できるよう応援することが大切です。

最後に、はーとの、カロリー調整食と塩分・蛋白質調整食を試食していただき、先輩の東川さんからも、工夫や、違いについてお話していただきました。

主食の量の目安や、腎臓食についてや、その他のことでも、知らないヘルパーさんが多く、こういった食事療養について、伝えることも、管理栄養士の大切な仕事であると感じました。

少しでも伝わるように話すには、今後も精進が必要だと感じました。

さて今週の週末は、50歳になる知り合いの誕生日会があり、お祝いに行き、幸せな気持ちをいっぱいわけてもらいました。

いつも変わらない笑顔で皆に接してくれる方です。
たくさんの方に祝ってもらい、とてもうれしそうでした。
こんなにもたくさんの人に祝福してもらえるのは、人徳だなぁと感じました。

この気持ちを、私も皆に感じてもらえるように、今週もがんばろうと思います★


はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

このブログを購読する

9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」