食事療養のサポートを現場から発信

最近のブーム? そのⅡ

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ
先日からすっかり春の陽気♪
今日はチンチョウゲの香りを感じました。
私にとって春を告げる香りです。
キンモクセイと並んでチンチョウゲの香りは季節の移りを感じます。

さて前回のブログでもちょこっと紹介しましたが

『「食事療養が必要(なはず)なのに、ケアマネが言っても聞かない。
ここは専門の栄養士さんから説得してもらわないと・・」
という相談があります。』
と紹介しましたが、今日はその第二段(^^;

先日、ある事業所へ訪問した際
『大都さん、いいところへ来たわ~。ちょっとこれから時間あるかしら?血液検査は問題ないけど、脚の浮腫がひどいのよ。あれは絶対塩分制限が必要やと思うのよ。一緒に行って説得してくれない?お好み焼きにはた~っぷりソースかけて食べてるし。』
とお声がかかりました。


もちろん、ふたつ返事でOKです(^^)v
早速、お伺いしようとしたのですが、丁度デイサービスに行かれてご不在だとわかり
別日にお伺いすることになりました。

で、その別日が今日・・
試食も用意してケアマネージャーさんと同行してきました。

80歳代の独居女性、Mさま。
ケマネージャーから伺っていたとおり、両足とも浮腫でパンパン。
指で押すと跡がくっきり、なかなか戻りません。
亡くなられたご主人が腎臓が悪かったため、減塩、カリウム制限の食事を用意されていたようです。

早速、普段の食事内容をヒアリングしたところ・・

味噌汁、漬物はあまり好きでなく、めったに食べられないとのこと。
しかし・・
『お友達がお寿司を持って来てくれるの。』
『息子がバラ寿司を持ってよく来てくれるのよ。』
『私はお昼ごはんは軽めに済ますの。おうどんや焼きそばなど。』

丁度、ヘルパーさんに買い物をお願いしているのを聞くと・・
『(お惣菜の)酢の物買って来て・・』

酢の物が好きで毎日、お惣菜の「酢の物」を召し上がっているようでした。

普段の食事は薄めの味付けをヘルパーさんにもお願いしているようですが
この「寿司、麺類」を食べる頻度の高さが問題ですね。

寿司飯にはお酢も含まれますが砂糖、塩もたっぷり。
お惣菜の「酢の物」も美味しく食べてもらえるよう、塩分も多いのです。
塩、砂糖もしっかり加えないと味がボケてしまうからです。


とりあえず塩分調整食をデイサービスに行かない曜日の昼食にお届けすることに。
そして、寿司飯には塩分が多く含まれていることをお伝えし、
『息子さんにはお寿司を買って来ないよう言ってくださいね。酢の物はヘルパーさんに作ってもらいましょうよ、薄味で。』

話出したら2時間はしゃべり続けるというMさんの話を1時間で切り上げ(^^;
ケアマネさんとMさま宅を後にしました。
少しでも足のむくみが軽減できれば良いのですがね(^^;

導入部分は上手くいったので
あとは継続のみです。

ここ最近のブーム?のように
私たち、はーとの栄養士には
お気軽に食事相談してくださいませ(^^)ノ

はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。こちらも覗いてみてくださいね~!

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吹田市の江坂です。
毎年菜の花が満開になります♪

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