食事療養のサポートを現場から発信

ご家族の思いにこたえられるように★

こんにちは。
めでぃ京都の宮川です。

だんだん暖かくなってきましたね。雨の日も少し前のように凍りつきそうな日はなくなってきました。花の香りもします。春が来る時ってなんとなくうきうきします。

さて利用者様の中には、認知症がおありの方もたくさんおられ、ご家族の方と会って話すことも多々あります。
たまたま続けて何人かご訪問させていただきました。

F様、女性、80代の方。
新規で息子様がお母様の為に、配食をご希望されています。
訪問では、配食をご利用されるご本人にはお会いできず(外出中でした)、息子様とケアマネージャー様とお話ししました。
ちなみに、はーとの配食サービスは、ご利用前に訪問相談させていただいていますが、ご本人でなくてご家族とのご面談でも可能です。

息子様は同居なのですが、生活時間が違う為、食事は別でされています。
今までは、本人が自分で食事準備されていたのですが、惣菜や好きなものに偏っているので、とりあえずバランスの良いものを食べて欲しい、という息子様のご要望でした。

ご本人、認知が進み、鍵の閉め方が分からなくなったり、レンジの使い方が分からなかったり、部屋の中の家具の位置がおかしかったりといった症状が増えてきているようです。
買い物に行くこともあるようですが、基本的にはご自分の部屋で過ごされているよう。

デイサービスも受け入れに時間がかかり、今のところは週1回だけの利用なので、配送員とも会話して、少し刺激になればいいとケアマネージャー様。

だんだんと、自分の親が壊れていくのを見るのは、つらい・・と、息子様。

配食を利用していただくことで、息子様の心の負担を軽くするお手伝いができるよう、サポートします!

もうひと方、M様、この方も女性、80代の方。
1月より利用していただいている方で、サービス担当者会議に参加させていただきました。

この方も認知が大分進行しているようです。
徘徊がちょこちょこあり、警察に保護されたりもしています。
以前なかった失禁もあり、デイサービスへ行っても拒否があり、早退することも多くあります。
はーとの配食も拒否されることがあります。

会議に参加しているデイのスタッフやヘルパーさんからの報告に、
遠方に住んでるご家族は、少し困惑し、少し驚いて、少し悲しそうなご様子。

本人は、家にいたいと希望されているのですが、出かけて帰ってこられなくなることも、可能性として考えられるので、ゆくゆくは施設も検討しないといけません。

ここでのはーとの配食の役割は、M様が、元気に配食を受け取って下さるか、安否確認をすることです。
M様の様子や部屋の中の様子で、ふだんと変わったことはないか、あれば、関係機関の方へ伝えることです。

在宅での生活を、少しでも安心して長く続けていただけるよう、しっかり役目を果たしていきます!

はーとの相談員は、管理栄養士であるので、栄養相談ももちろんします。
でもその前に相談員でもあります。

相談員として、本人の思い、ご家族の思い、ケアマネージャー様の思い、周囲の人の思いを感じ、
今私にできることを精一杯やりたいと思います★


はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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