食事療養のサポートを現場から発信

報告と連携の大変さ大切さ

こんにちは。めでぃ北摂の島田です。

今回は新規ご紹介いただいた方のお話から
タイトルとおり、報告と連携の大変さ大切さを改めて
実感したのでブログに書きます。

その方は、豊中市にお住まいのMさまで
血圧が異常に高くなり入院されていたのですが
自宅に戻られるということで、地域包括の相談員の方からはーとにご紹介をいただきました。
奥様が作られる食事だけでは制限が大変で、実践できないであろうとの
ことから配食と自炊でなんとか療養していただくこととなり
本来であれば昼・夕とのはーとの食事を食べてほしい状態だったのですが
ご夫婦での利用ということもあり料金負担等々の総合的な判断から
毎日の昼食のみお届けさせていただくことになりました。
(食事管理もさることながら、ご夫婦ともに認知があり、見守りも必要となりました)

地域包括の相談員の方も数週間前にご本人様を担当されたばかりで
お互いに本人夫妻の情報が少ない中、かなりの手探り感をもちながら
いままでどのように生活やお食事を
されていたのかを聞き、緊急の場合の連絡先(この方の場合は娘さま)等々を
一緒にヒアリングしてきました。

そして配食がスタートして二日目、お届けしたら向かいの方から配送さんへ
「今朝、Mさま救急車で運ばれていったよ」と声かけされ
急いでカスマター経由で包括の方のご連絡。
担当方が休みだったので伝言でお伝えしました。
同時に娘さまのところにも連絡をいれたのですが、
搬送されたことは娘様ご存知ではなく
「今後どうなるかわからないので、とりあえず配食はそのままで」とご依頼を受け
翌日も配食することに。

ところが翌日配送に行くと、本人様ご自宅にいらっしゃり
「脱水症状だったので、入院せず帰ってきた」と。
一件落着かと思いその件も併せて相談員の方に報告すると
「本来であれば入院が必要なほど状態はよくないみたいなのですが
 入院するとご主人の認知が進行してしまって、その方が今後のことを考えると
 心配なので退院許可が下りたみたいです」とことの真相を教えていただきました。

やはり食事管理と見守りが特にこの方は必要だなぁと思っていた数日後
「入院したんで停止をお願いします」と娘様より連絡があり。
また、そのことを相談員に報告したところ
「え!そうなんですか。知りませんでした。ありがとうございます。
 娘様と連絡とってみます」と御礼をいわれました。

どちらも配送さんからカスタマー、カスマターから娘様や相談員の方へ
または相談員の方から得た情報を配送さんとカスタマーへと
情報の連絡・報告とお互いの連携が潤滑にできたのを実感したケースでした。

もちろん、すべてのケースで同じように連絡・報告連携がスムーズに
行えなければいけないのですが、現場では、なかなかうまく行っていないことが
ままあることを痛感します。

もっともっと、はーと発の利用者さま情報を多くの方に発信して
多くの感謝をいただけるよう来年度も取り組んでいこうと決意し
平成21年度最後のブログにしたいとおもいます。


はーと&はあと 管理栄養士 島田天心


今年一年の北摂の様子は
『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。ご覧ください。

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