食事療養のサポートを現場から発信

食事療養の目標とは・・

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
今年の春は雨が多いですね。
新人の藤本さんの同行研修が始まりましたが、雨の中慣れないバイクに乗って、一生懸命ついて来てくれるのを見て、入った頃の必死だった自分を思い出します。
あの頃は、想像もしていませんでした。
お手本になれるよう、頑張らねば、と思います。

さて、先日、4月より、新しく担当エリアになった区の利用者様より、検査結果の表をいただきました。なので、表の返却を兼ね、ご挨拶に伺ってきました。

はーとの配食を、食事療養目的で利用してくださっている方の中には、配送員経由で検査結果の表を定期的に渡してくださる方が多くおられます。
この男性の方、I様も糖尿病がおありで、以前より、検査の度に、表をお渡しくださっています。
1年程前から栄養コントロール食をお届けさせていただいています。

今回の検査の結果は前回より数値が下がりよくなっておられました。
前回HbA1c6.7%だったのが、今回6.3%です。
はーとご利用前の入院されていた時は、10.5%だったので、驚きです!
とても、食事療養に熱心なI様、いったいどんな方なんだろう。

初めてお会いする時は、新規訪問時でもそうですが、緊張します。
仕事場に訪問です。
こんにちは、と声をかけると、ちょっと待ってな~、と、少し作業した後、おまたせ、わざわざ来てくれてなぁ、と、応対してくださいました。
とても気さくな方です。
お電話だと分からない表情や姿が、お会いすると見えます。
直接お話できるのは、とてもうれしい時間です。

今回何か気を付けられたんですか??とお聞きすると、さぼっていたウォーキングを再開したとのことでした。仕事もしながら、本当に頑張っておられます。
ただ、悩みはお食事の間にお腹がすくことでした。
週に何回か、おまんじゅう1個や、お惣菜を付け加えたり、分かっていても、してしまうようです。低カロリーの間食や、お惣菜を足すなら野菜系を選ぶことをお伝えしました。

こうしてみてはどうですか??

こんな低カロリーのんがあるんやなぁ!!

I様は、健康に、長く生きたいから、まだ、いろいろなことをしたいから、一生懸命食事に気を付けているんだ、配食を利用しても、それだけで他の食事をめちゃくちゃしていたら、意味があらへんわな、と話してくださいました。
だから、強い意思をもって、タバコもお酒もやめ(時々は飲まれます)、食事時間も守っておられます。

そうなんです。生活の質の維持と健常人と変わらない寿命の確保、これが糖尿病の治療目標です。配食を利用するだけでも、効果はありますが、食生活を改善していくことで、より効果が現れます。


健康に、長く生きたいから、まだ、いろいろなことをしたい。
I様のこの言葉、食事療養をされている全ての方の気持ちだと思います。

このことを胸に刻み、応援していくのが、私たちです!!!

しんどいときは、いつでも、話を聞きにいきます。
雨でも走りますよ!!!

はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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