食事療養のサポートを現場から発信

たまには息抜きも◎

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
暑くなったり寒くなったり、カンカン照りや激しい雨。
ご訪問した際にもそんな会話が飛び交います!


さて、先日のクリニックでの栄養指導のお話です。
糖尿病のN様。49歳の男性です。
クリニックへ来られるまでは、ご自身が糖尿病であることも自覚されていませんでした。
5年ほど前の健診で、糖尿病であると知られたようですが、ほったらかしにされていたようです。

3ヶ月前初めて受診され、栄養指導も開始となりました。
その時は私の担当していた曜日とは別の日に来られたため、私は2回目の受診の際、初めてお会いしました。
1回目の受診の後に、目の検査も受けておられ、高血糖が続いたことで目に影響を及ぼしているため、今後目が見えなくなる可能性もあると知り、かなりショックを受けられたようです。
その日から、N様の食事療養・運動療法は本格的にスタートしました!

毎食に野菜類をかかさず食べるようになられました。
運動もほぼ毎日です。町内を1周したり、近くの駅やスーパーの階段を上り下りするなど、人目が少し気になるようですが、ご自身の病状改善のため、継続されています。

HbA1c(ヘモグロビン エーワンシー:基準値4.7~5.8%)が7.9%→6.2%→5.5%とグングン下がってこられ、体重も3kgほど減少されました!!
3ヶ月で、基準値まで減少されたN様は本当に努力家だと思いました。

N様自身、食べる物や運動習慣などなど、生活環境が以前とは大分変わったようです。
今の生活に無理はないか聞くと、「意外に無理なく継続できているんです」と答えが返ってきました。
ただ、外食もたまにあり、多いだろうなと感じても残さず食べ切ってしまったり、甘い物がほしいと感じることもあると思われるようです。

良いんですよ!たまに息抜きしたって◎
ご褒美日を設けて、その日までは食事の制限をしっかりしたり、外食時に食べ切ってしまったのであれば、その他のお食事内容で調節したり、いくらでも方法はあります。
必要なのは『継続すること』!!全てを制限するとしんどくなっちゃいます。
無理なく、息抜きしながら一緒に食事療養を進めていきましょう★

血糖コントロールも落ち着いてきて、次回の結果が良好であれば、薬の量も減少するようです。よかったですね!!
1ヵ月後の結果、また楽しみにしています♪


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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