食事療養のサポートを現場から発信

ベストを探します!

こんにちは。めでぃ京都の藤本です。
今回から本格的にブログデビューとなりました!
みなさま、よろしくお願いします!!

さて、日々研修中の私は、先日より新規の利用者様への訪問をさせていただいています。
先日こんなご利用者様と出会いました。
退院されて間もないF様。
太ももを骨折され、杖を使って歩いてらっしゃいます。
そして入れ歯の調整中で、歯がなく噛むことが困難でいらっしゃいます。
そんな奥様の食事の準備をするのが旦那様も大変ということでお食事をお届けすることになりました。
お話を伺いながら利用頻度はどうするか相談してみると、
F様がデイサービスへ行かれる日の昼食以外は毎日昼夕届けてほしいとのこと。
さっそく次の日から毎日昼夕とお届けすることになりました。

その後、F様の紹介のお礼と利用の報告のために担当のNケアマネージャー様の元へ…
すると、毎日昼夕のお届けという利用頻度に驚きのN様。
「今は退院してすぐやからこの利用頻度でもいいけど、しばらくしたら利用頻度を減らして
できることはF様ご自身にやってもらうようにしていきたい。」とも。


はーとの食事をお届けしている方の中には毎日食事をお持ちしている方ももちろんいらっしゃいます。
でも、私たち相談員はどんなときでも「その利用者様にとってベスト」を一緒に考えたり、時には提案させていただいたりするのが役目だと私は思っています。

今回のF様は、確かに食事を毎日お持ちすることで、
本人様も食べやすい形の食事を食べられ、旦那様の負担も軽減できます。
しかし、このまま続けることは、F様自身にも旦那様にも本当にベストな事なのでしょうか。

できることはご自身でやっていただくことで、
利用者様自身が持っていらっしゃる能力を保ち続けていただけます。
確かに配食することで利用者様の負担は減りますが、
私たちが過度にお手伝いすることは逆に利用者様にとってマイナスになりかねません。

まだ入社して2ヶ月ほどですが、
たったこれだけの間にもたくさんの利用者様と出会いました。
そして思うことは、利用者様ひとりひとり、困ってらっしゃる事があって、
いろんな背景をお持ちであること、
そして様々な希望を持ってらっしゃるということ。
これからも出会い続けるたくさんの利用者様が望んでいらっしゃることのお手伝いをしながら、
「利用者様にとってのベスト」を一緒に探していきたいと思います!!


はーと&はあと管理栄養士 藤本祥代

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