食事療養のサポートを現場から発信

どうしても届けなければならない1食

こんにちは。カスタマーセンターの山村です。

5/28配送に一緒に行ってきました。
最近、お食事を届け初めた利用者様や5年も前から利用して頂いている懐かしい
お顔を見れることに☆
すごく、うれしい気持ちになれます。
喜んで頂ける1食をお届けし続けたいものです。
人にとって「食事」って本当に大切なので・・・
「年をとると食べることしか楽しみがないしね~~」
何度、いえ、何百回きいたことでしょう♪♪

はーとに入社して2週間くらいの出来事をふと、思い出しました。
何年も前の出来事なのに、鮮明に記憶に残っている事が多々あります。
たまたま遅くまで、会社に残っていた時の事です。
1本のお電話があり、電話の向こうでは大激怒されてました。今日、食事を注文しているのに、食事がこない!と。
電話越しでめちゃめちゃ怒鳴られました。
面識はありません。
その日はご注文はいただいていない日だったのですが、本人は食事がくるものだと
思ってられ、食べるものは何もない!状況。
食べるものがないと言われると、なんとか、届けないと!と思います。
はーとに入社2週間ではありましたが、以前も配食サービスに携わっているので、
感覚的に、どういう状況なのかは察知でき、とにかく届けないと!と思いました。
外はあり得ないくらいの土砂降りの雨でした。
検食(スタッフが味を見、今後の食事を改善する)があり、届けることに・・・

自宅についたら、家の玄関先で待ってられました。玄関には裸電球(笑)がぶらさがってました。
あんなに、電話口で怒鳴りちらされていたのが嘘のようでした。
お食事をお持ちすると、
「ごめんな~。本当にありがとう。助かったわ。本当に本当にすみません。今日、届けてもらわんかったら飢え死にやわ~」と
涙ながらに食事の届くのを待ってられました。

飢え死には冗談としても、やはり、「どうしても、届けないと!!」と思うことが日々があります。
食事療養や安否確認を重視とし、利用をしていただいていますが、「生きるための1食」が私達の使命でもあります。
外に買い物に行けない方も多数いらっしゃいます。
配食サービスに携わる一番の、元となる使命です。

この男性はイニシャル「K・Y」。決して「空気読めないのKY」ではないのですが、ちょうどイニシャルが・・・(笑)
2002年~2007年まで、5年間利用して頂いてました。
その後、引越しされました。
関係機関の方を巻き込み、いろいろな事がありました。
今も、元気かな?とふと思いました。

今日(5/30)も、安否確認を重視で利用の方がご不在でした。
連絡先となっている、親戚の方にご連絡を。わざわざ連絡頂き、本当にありがとう!
いつも連絡もらえるので、本当に安心できるわ!といっていただきました。

本人様にはもちろん、ご家族にとっても「安心」をお届けし続けたいです。
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娘の男の子の友人がフリーズさせて持ってきてくれました。「鮎」です☆
釣ってきたそうです。
天ぷらにでもしようと思います~

                          はーと&はあと 管理栄養士 山村 豊美

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