食事療養のサポートを現場から発信

きざみ食を通じて感じること

こんにちは。北摂の寺田です。
先日、東京にいた時の友人から「ブログ読んだよ~」と連絡がありました。
書くことがあまり得意ではない私。
このような便りはとてもうれしく、遠くに住んでいる友人にも読んでもらえているのだなと思うと、
ブログを書く励みになります♪

先日ご訪問させていただいた事業所のケアマネージャー様から、
「咀嚼や嚥下困難な方向けにきざみ食、ペースト食、ソフト食の対応はしているのですか?」
というお問い合わせをいただきました。

「在宅では噛むこと、飲み込むことがうまくできなくてお困りの方が結構いらっしゃるし、
特に独居の方だと特に用意が大変なの。ヘルパーさんが入れる時間は限られているし。
レトルトの高齢者食や離乳食を買って代用していることもあるのだけど。
利用者さんはできれば形あるものを食べたいと思っているし、
私たちも食べてもらいたいと思っているの。
はーとさんがきざみ食以外の対応をしてくだされば助かるわ」
と、現場の声をたくさん話してくださいました。

でも、申し訳ありません。
はーと&はあとの食事は「きざみ食」での対応しかできておりません。

介護の現場に必要とされている食事の形態はたくさんあるなということを改めて考えさせられました。

はーと&はあとの「きざみ食」は歯が弱いなどの理由で噛む力が低下している方にお勧めしています。
「家で刻まなくて済むから助かるわ」といってくださる家族様。
「刻んであるおかげで食べられるようになって元気がでた」とおっしゃる独居のご利用者様。
逆に
きざみ食を提案すると
どこか切なく寂しげな表情をされる方、なかなか受け入れられない方…
反応は様々です。

それでも
「最初はうまく食べられなくて戸惑ったけど、最近はきざみ食をうまく食べる工夫を覚えたの。」
と前向きに向き合っておられる方にお会いしたときは心を揺さぶられる想いがしました。

本当に色々な方がいらっしゃいます。

私は、管理栄養士として、食事が必要な方に
とにかく少しでも食べて元気をつけていただきたい。
どんな形であれ、ほんの少しでもご本人様、またはご家族様のお役に立ちたちたいです!

今週いっぱいで先輩の同行も終了し、独り立ちすることになりました。
まだまだ未熟者なので、ご利用者様のお役に立てるか不安ですが
これから出会う方々と精一杯向き合い、一緒に歩んで行けたらと思っています。

がんばります!

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9人の管理栄養士プロフィール

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  • 大都 宏子「」
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