食事療養のサポートを現場から発信

担当者会議に呼んで下さい★

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
雨が続きますね。洗濯物が乾きません。自転車通勤、バイク移動も滑って危険なときがあります。
先日雨の日に、自転車で転んで顔を打ちました。ひどい顔でしたのでしばらくマスクをしないといけないくらいでした。皆さん、本当に気を付けてください!!
でも、この雨のおかげでおいしいお米やら野菜やら育つんですもんね。
雨を悪者にしてはダメですね、感謝しないと。


さて、先日担当者会議に参加させていただいた時の話です。
I様、80歳代、女性の方です。はーとの腎臓食を1年ほど前から利用してくださっています。
今年度より私に担当が変わり、ご挨拶や検査結果の表をお返しに伺ったりしていましたので、お顔は知っていました。

今回の担当者会議は、介護度更新の為に行われた会議で、最近のI様のご病状についての共有や、配食やデイサービスやヘルパーのサービスがうまく本人に合っているかの確認が主でした。

I様はとってもお話し好きで気ままな方。
難聴の為、時々話が通じにくかったり、一方的に感情的に話されたりもあります。
デイサービスを急に休まれて配食が必要になったり、逆に休む予定が行かれることになり、配食が不必要になったりもありました。

なので、ご注文に関しては、前回の担当者会議の時に、皆で相談し、1週間ごとに、配食の予定日をデイサービスのスタッフ様へFAXでお知らせする、というかたちをとっていました。

I様は会話の内容を聞き取ることができず、会議中は、「ん??」という顔をされていたのですが、にこにこと相槌をうったり、そわそわと、お茶を準備してくださいました。
人をおもてなしするのも、お好きなんだな、と感じます。

ご病状に関しては、腎臓病に加え、血液のご病気(今回はじめての診断のようです)もあったり血圧も不安定である為、良い状態というわけではないようです。
腎臓に関しては、検査表を定期的に確認させていただいているのですが、クレアチニンや尿素窒素の数値を1年間ずっと維持されています。
配食以外にもご自分で低タンパクのご飯を使ったりで、気を付けておられるんです。

配食やデイサービスに関しては、ご本人とても気に入っておられ、最近は慣れてこられたので、はーととデイサービスとのFAXのやり取りも中止して様子を見ることになりました。
築100年(I様曰く!)の住宅も少しずつ改修されるようです。

「I様は、とてもよく話され、笑ったり怒ったりされるので、しんどい時に気付きにくいんです。だからこういったご病気があることも知っていて、気を付けてあげてください。」とケアマネさん。

確かに、お電話でもお会いしても、元気にお話しをしてるI様しか知りませんでした。
見かけによりません。
配送員にも伝えて、しっかり見守りをしていくようにしました。


担当者会議に呼んでいただく時は、「食事療養が必要なので栄養相談をしてほしい!!」という理由の時もありますが、そうでなくて、今回のように介護度の更新にともなって行う簡単なものである時もあります。

こういった時にも声をかけていただくと、介護認定を受けておられる利用者を見守るスタッフの一員として考えて下さっているのだと、とてもうれしく感じます。しっかり役目を果たそうと思います。

今回、I様の人柄や、ご病気についてもっとよく知ることができました。
そして今まで以上に、今の生活を、長く続けてほしいと思いました。
I様のことをよく知って、見守る私達がいるので、安心して生活してくださいね!!

ケアマネージャー様、私たちを担当者会議に呼んで下さい!


はーとの管理栄養士は、栄養指導もしますが、在宅の現場に、困っている利用者のお宅に、足をはこんで顔を見合わせて在宅生活のサポートができるような相談をしています。

心と心でつながれることを、とてもうれしく思い大切にしています★

はーと&はあと 管理栄養士 宮川曜子

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