食事療養のサポートを現場から発信

一緒に考え、一緒に悩む

こんにちは、めでぃ京都東川です。
梅雨明けましたね。
梅雨が明けた瞬間、セミが鳴き出し、ドヨ~ン!という空気から一気に夏到来!!といった感じです。
それと同時に熱中症の声もあちこちで聞こえます。
皆様も十分ご注意くださいね。私たちも気をつけようと思います。

さて、先日来られたクリニックの患者様のお話です。
40歳代、女性、専業主婦の方です。糖尿病、高血圧症で、今回が4回目の栄養指導になります。
食事療養、運動療養を継続されており、8.1あったHbA1cが、6.5まで下がってきました。
血圧も病院での測定では高い時もありますが、家庭内血圧は下がってきています。

前回、暑くなってきたということもあり、運動量が減ったのですが、今回は、自分でその暑さ対策も考え、運動量も戻してこられました。
こちらが提案、指導することに対しては、一つずつ実行してくださっています。
(夏場になり、暑さのため、運動量減る方、多いです。外は暑いし、やってられないと・・・でも、朝夕の少しでも涼しい時間帯を見計って運動されている方も多いんですよ!)

初めて来られた時は、食事や運動について、「分かっているけど、そこまで手が回らないし・・・」といった感じでした。
ご主人様のご両親と同居されており、そのことのストレスも大きく影響し、お菓子類などの過食につながっているようで、そのはけ口もないようでした。そのため、そのことについて少し時間を取り、お話をお聞きしました。

食事については、お菓子類の摂取以外では、野菜不足で味付けも濃く、市販の総菜が薄く感じるそうです。「どんだけ、濃いんだっ!」と思いながら、その味付けでは、一緒に生活されているご家族様にも良くないことを説明し、減塩に取り組んでもらっています。
お昼はいつも一人とのことで簡単になっているそうです。
そのため、ご主人様に作られるお弁当と一緒にご自分の分も作られるようになりました。

結果がでることでやる気にもつながり、継続につながっている方です。
でも、今までは、直すべき点がたくさんあったため、それを改善していくと結果もついてきます。
だから、これからどう継続し、いかに維持していくかです。
そのことが、合併症の予防にもつながります。
この方は、維持期までには、もう少し時間がかかりますが、この方にとってのベストな方法を一緒に考えながら、一緒に悩み、一緒に進んでいきたいと思います。

はーと&はあと 管理栄養士 東川千佳子

このブログを購読する

9人の管理栄養士プロフィール

  • 山村 豊美「」
  • 大都 宏子「」
  • 島田 天心「」
  • 松政 千佳子「」
  • 宮川 曜子「」
  • 辻本 実希「」
  • 柴田 満里子「」
  • 藤本 祥代「」
  • 小山 祐子「」