食事療養のサポートを現場から発信

はじめの一歩

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
最近、朝晩が少し涼しくなってきましたね。
先日、今日はそんなに暑くないな~と思いながらバイクで走っていて、
ふと目にした温度計には30℃の文字…
あれ?30℃ってこんなに暑くないものだったかな?と変な気分でした。
連日35℃を超える猛暑だと30℃でも涼しく?感じるものですね。

さて、最近腎臓病の方の新規訪問に行ってきました。
娘様と暮らしていらっしゃるT様。
退院してすぐで、病院の栄養士の方からはーとを紹介していただきました。
娘様と暮らしていらっしゃるとはいえ、娘様は朝早くから夜までお仕事。
本人様は杖をつかってゆっくりしか移動できません。
そこで、お忙しい娘様の負担も軽減するため、きちんと栄養管理されたお食事をお届けし、在宅でも食事療養を続けていただくことになりました。
とはいえ、お持ちできるのは昼食と夕食のみ。
朝食は準備していただかなくてはなりません。
朝食は何を召し上がるのか聞いてみたところ、パンと紅茶にするつもり、との返事。
パンには普段マーガリンとジャムをけっこう塗っておられるよう。
それでは塩分が高くなってしまいます!
マーガリンは薄く塗る程度にするか、やめていただいてジャムだけにしていただくようお伝えしました。
後日、朝食例やお食事のアドバイスなどをお手紙にしてお渡しすると、
食事をどうすればいいのかわからないから助かります~と娘様。
なるべく朝食はパンと紅茶だけにならないように、
簡単なゆで野菜のサラダやゆで卵を提案。
どうしてもパンと紅茶だけになるならば、エネルギーアップにゼリーや果物の缶詰をおすすめしました。

まだまだ未熟者の私なので、もっと良いアドバイスやお手伝いができればいいのですが、
こんな私の言葉でも、娘様にはとても喜んでいただけました。
これまでほとんど食事に気をつけることはなかったそうで、また色々教えてください、と娘様。
ぜひ!いつでも連絡してください!!
お困りのことがあれば、一緒に考えます。
そのための担当の相談員ですから(*^_^*)
食事は毎日のことだからこそ、気をつけることもできるし、手を抜くこともできます。
でも日々の積み重ねが大事。
小さな努力であっても、それが積み重なって結果になるはず。
これまで気にしていなかったものを気にする、やっていなかったことをやり始めるのはとても大変なことですが、
少しずつでいいんです。
一緒に頑張りましょう!!


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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