食事療養のサポートを現場から発信

喜びの声が私の力に!

こんにちは、めでぃ京都の藤本です。
すっかり寒くなりましたね。
バイクで走っていて、ちらほらと色づく木々を見かけるようになりました。
観光シーズンで人がいっぱいだと思いますが、今度の休日に紅葉を見に行こうかな~と計画中です☆

さて、先日あった嬉しいお話をひとつ。
私が担当させていただいている利用者のT様。
7月のはじめに新規訪問させていただいた方です。
肺炎のお薬でステロイド薬を処方されていらっしゃり、それがきっかけで糖尿病になられた、ということで病院でも栄養指導があり、配食を勧められたということで当社に連絡をくださりました。

T様はとにかく食事療養を頑張りたい、と意欲的で、毎日の昼夕でお届けがスタートになりました。
塩分を控えたお食事をお届けすることになり、始まって1週間ほどでお電話させていただいたときには味が薄くて食べにくい、とおっしゃっていたT様。
食事療養だけに限りませんが、とにかく続けていただくことが大切。
もう嫌だとやめてしまわれないように、ご自身で調理もなさる方でしたので、たまには休憩の日を作ってはどうか、という提案もさせていただきましたが、次の検査まではこのまま続ける、とT様はおっしゃっていました。

8月の検査ではHbA1c 7.9。インスリンの量も少し減りました。
それでもまだまだ血糖は高い状態。
日曜日は配食なしにしたりしながらも、食事療法への意識は高く、頑張ります!とお電話で言ってくださるT様。
薄味だと言いながらも頑張っておられるT様をみて、私もなんとか力になれれば!と思っていました。

その後のT様は、
9月の検査ではHbA1c 6.7、10月の検査では6.4と順調に下がっておられ、10月の検査の時には糖尿のお薬がなくなったとのこと!
私もとっても嬉しく、本人様も食事の効果があった、と喜んでおられました。

そして、先日、11月の検査をされたので、結果を報告してくださりました。
HbA1c 6.3。基準値よりは少し高いですが、お医者様からもこれくらいなら大丈夫、と言われたとのこと。
血糖のお薬がなくなっても安定されていて、私も嬉しく、安心しました。
入院されたときは血糖値が600まで上がっていた、というT様。
薄味が食べにくい、とおっしゃりながらもここまでずっと食事を続けてこられたその頑張りが、この結果に繋がったのだと思います。

お食事をお届けし始めてから血糖のお薬がなくなり安定するまで4ヶ月。
T様は弱音も吐かずに、ずっとご自身で意識を高く持ち続けてこられました。
でも、食事の効果はなかなか見えにくいので、どうしても途中で嫌になってしまう方もいらっしゃると思います。

結果がでないと誰でも不安になります。
「このままで大丈夫だろうか」「もうやめたい!」と思われたときに、
そんな気持ちを受け止めながらも、励ましてやる気になっていただけるような相談員でありたい、と思っています。
困ったことがあったり、不安になったりしたときに、一緒に考えたり、解決策を見つけていけるような、そんな存在でありたいと思っています。

「なぜ食事療養が必要なのか、なぜ食事が大切なのか」
私はなかなかその部分が利用者様に伝え切れておらず、新規訪問のあとで先輩にもっとこういうことを伝えた方がいいのではないか、とアドバイスをいただくことがたくさんあります。
食事の大切さを伝え、食事療養のきっかけを作ったり、継続のお手伝いをしたりすることが私たち相談員の役目です。
まだまだ反省点だらけですが、たくさんの出会いの中で様々なことを学ばせていただきながら、
食事の大切さを伝え、目指す相談員に少しずつ近づけるよう、頑張っていきます!
T様のように「食事の効果があったよ」という喜びの声をいただくと、本当に私も嬉しいです。
一人でも多くの利用者様から喜びの声をきけるように、そのお手伝いができるように、
日々精進です☆☆


はーと&はあと 管理栄養士 藤本祥代

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