食事療養のサポートを現場から発信

会話の大切さ☆

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
暗くなるのは早いですが、街中はイルミネーションがキレイですね♪


さて先日、『摂食・嚥下について』がテーマの高齢者様向けの勉強会に参加してきました。
言語聴覚士の方が、ゆっくりとお話を進めていかれます。
対象はお元気な65歳以上の方のため、参加人数はほんのわずかですが、中には意欲的な方もおられました。

食べる時の動作は、『認知期(みる)→口腔準備期(かむ)→咽頭期(のむ)→食道期(おちる)』の順番で行われます。
その中でも私が1番注目した点は、『口腔準備期(かむ)』です。
食べ物を砕いたり、まとめたり、送り込んだり、といういろんな動作が関わってくる時期なのですが、この時期に重要な役割を果たしているのが、実は『舌』なんです!
そのため、嚥下体操の実施や、食べやすい食形態の検討が必要ですが、他にも舌を使う方法が…。

それは、『話す』ことなんです!
会話することが、嚥下障害に陥るリスクを低くさせる効果があるそうです★
つまり、お食事をお届けする際に、配送員さんが普段何気なく行っている利用者様との会話って、とっても大事なのです◎

先日、パーキンソン病のF様のご家族様にお会いした際、最近言葉数も減ってきて、えん下状態も悪くなってきた様子で…。と、心配されているご様子でした。
まさに配送員さんが役立てる場!!…なのですが、
直接のお手渡しは混乱される恐れや、配送直後に食事を食べてしまわれる恐れもあり、今は控えさせていただいています。

また体調の回復具合によっては、当社がお役立ていただけると大変幸いな旨をご家族様ともお話していました。
足にマヒや障害があると走れないのと同じで、嚥下も筋肉の運動の1つなのです。自分に合ったペースで行うことが必要です。
F様もゆっくりと一歩ずつ進んでいきましょう★

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最近、よく物が当たります♪
神様がこの1年良いことを与えるのを忘れていたため、駆け込みで良いことを与えてくれているのでしょうか??
栄養指導先である医院さんの忘年会のビンゴでは商品券+ルクエが★
友達の結婚式二次会ではワインが★


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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