食事療養のサポートを現場から発信

いろんなご夫婦★

こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
急に寒くなりましたね。訪問した時に入れて下さる、あったか~いお茶が、とってもおいしい季節です。
そんな寒さの中、3組のご夫婦に心が温まりました◎

土曜日の栄養指導でのお話です。
この日はご夫婦共に糖尿病のI様・M様、旦那様が糖尿病で一緒に奥様がお話を聞きに来て下さったT様の栄養の相談にのりました。


I様はご夫婦ともあればあるだけ食べてしまうという傾向にあります。今までは、残すことが苦手で満腹になるまで食べておられました。
旦那様は糖尿病という意識の薄い方ではありますが、以前に比べて食事量が減り、野菜を食べる機会も多くなり、少しずつ「残す」という行動ができるようになってきておられます◎
今月はお2人とも気の緩みが出てきて、血液検査の結果が少し悪化していました。奥様の方がHbA1cが高い数値で、旦那様から「一緒に結果が改善するよう、これからは夕食後に一緒に運動してみます。お前も一緒なら体を動かせられるだろ?」とのお言葉がありました★

お次は順調良く結果が改善されているM様。毎食たっぷりの野菜からゆっくり噛んで食べることで数値改善したことを実感されています。
息子様も境界型糖尿病のようで、ご自身の経験を基に、奥様は息子様の食事を作りにしばらく東京へ行かれていました。
その間、旦那様の食生活は単品で済ませてしまったり、野菜が不足したりと、バランスが崩れてしまっていました。
「やっぱり妻がいないと、いい加減な食事をしてしまいますねぇ。妻がいてくれる有り難みがわかります!1ヶ月に1回、見直しができる機会があると、ホントにありがたい!妻の結果が改善されていると、私もがんばらないとって思います!」とのお言葉がありました★

最後に、つい1週間ほど前に検診で糖尿病と診断されたT様。I様・M様に比べてお若く、40歳台。小さな娘様もおられます。
何から始めて良いのか、これは食べて良いのか・悪いのか、不安がいっぱいの様子でした。
栄養指導室に来て下さる1週間前から食事療養に取り組まれていましたが、今までの食事量・味付け・食事内容がガラッと変わってしまい、すでに「続けられるかどうか…。無理しないと結果良くならないでしょ?我慢ばっかりですよ…」と少しイライラしながら。
また「1日3食、気を付けるのも、朝早いから妻にも負担がかかってるし。どうしたら良いんですか?」と。
無理があっては、絶対食事療養は上手く継続できません!短期間だけがんばって結果が改善されても、また悪化してしまいます。何事も習慣!そして継続は力なりです★
奥様の調理負担にならない提案をし、まずは食事のバランスを調え、野菜からゆっくり噛んで食べるところから実行していただくこととなりました。


年末年始、食事内容が偏りやすく、食べ過ぎて運動もしない不規則になりがちな時期です。
皆様も体調はもちろん、体重管理もしっかりと!
お互いを想い合うご夫婦にホンワカしたある土曜日の数分の出来事でした☆


はーと&はあと 管理栄養士  辻本 実希

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