食事療養のサポートを現場から発信

99歳、今年100歳!

こんにちは☆北摂の大都です(^^)ノ

寒い日が続いておりますが、皆様お変わりありませんか?
世間では風邪やウイルス性胃腸炎が流行っております。
しっかり食べて、寝て、ストレスを貯めないようにし、免疫力を蓄えて下さいませ(^^)ノ

ちなみに私は年末年始の食べすぎは無かったのですが
寝るくせがなかなか抜けなくて(^^;

さて、先日の新規訪問先は99歳のおばあちゃま、Mさま。
99歳、明治生まれです!すごいですよね~
明治、大正、昭和、平成と生き抜いてこられたって、素晴らしいことです。

少々難聴がありますが、向上心旺盛なおばあちゃまです。

今回の相談者は同居の息子様の奥様。Mさまにとっては嫁にあたります。
昨年の9月に京都に住む妹様宅で体調不良を訴え、血液検査をうけたところ
クレメジンを処方されたとのこと。
塩分を控えるようと、クレメジンを大阪に帰っても処方してもらうようにと
言われたようです。
クレメジンとは腎機能が低下した方に処方され、体内の毒素を落としてくれる薬です。
そして11月に入り、かかりつけ医で受けた血液検査の結果、今度はアーガメイトゼリーを処方されたと。
アーガメイトゼリーとは、血中のカリウムを下げてくれる薬です。
カリウム値が高くなりすぎると、心臓停止にもつながり危険です。

高齢とともにある程度は腎機能が低下するものなのですが、
カリウムが高いので野菜や果物の摂り方の注意などは
なかったようで、食事の用意をするお嫁様はインターネットで
調べ、手探りでカリウム制限を実行されたようです。

何をどうしたらいいのかよく分からないまま、
とりあえず、野菜は茹でて、塩を使わないように食事の用意をされている
お嫁様の相談窓口になって欲しいというのが担当ケアマネージャーさんからの依頼です。

いろいろヒアリングするとカリウム制限は問題ないのですが、
塩分制限に少し気になることが・・
必要以上に塩分を制限しているのです。
使う調味料は酢とみりんのみ。
料理酒はもちろん塩分の含まれない料理酒。
徹底して塩分をカットしているのです。
薬でもナトリウムを下げている上に口から入るナトリウムも控えすぎているのは
ちょっと心配。
11月からこの調理法をとられているので
来週の受診時は血液検査をしてもらい
ナトリウム値に問題がないか確認してもらうようお願いしました。
なんともなければ良いのですが。

さて、99歳のMさまは
テレビからの情報を熱心に実行されるようです(^^;
テレビでトマトがいいと言われればトマトを買ってきて~
チョコレートがいいと聞けば、チョコレート買ってきて~
と仰るようです。
体によいと聞けば、突き進んでいかれる性格のようです(^^;

向上心は元気の源になるんですね。
はーとのお弁当もデイサービスにまで持っていきたいと
熱心です。

今年100歳のMさま
まだお付き合いが始まったばかりですが
100歳のお祝いのお手伝いができると嬉しいです☆

はーと&はあと  管理栄養士 大都宏子

北摂の様子は『もっと☆めでぃ北摂ブログ』でもご紹介しています。こちらも覗いてみてくださいね~!

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