食事療養のサポートを現場から発信

悲しい事もあるけれど!

こんにちは。めでぃ京都の宮川です。
あっという間に1月も末になってしまいました。早いものです。
まだ冬は続きますが、スーパーに春キャベツや伊予かんを見かけるようになってきました。春が待ち遠しいです。
ところで春キャベツは柔らかいので芯ごと使えます。コンソメで煮込んで、スープにすると、とても甘くてお勧めです♪

今回は少し悲しい話です。
先日私の担当の利用者様が、お亡くなりになりました。
50歳代の男性の方で、まだお仕事もされている方でした。
12月末から、健康食を夕食にご利用いただいていました。

糖尿病がおありですが、カロリー計算等され、すでに食事療養に取り組んでおられました。ヘモグロビンA1cは、安定されていましたが、仕事後の食事の準備が負担になっており、利用が始まりました。

はーとのことは5年ほど前、糖尿病がわかった時にご利用いただいていましたので、今回は再開での訪問でした。

「こんにちは、今回はまたお声かけくださりありがとうございます。
何にお困りなんですか?」

とてもしっかりされていて、私とは事務的な手続きをさっさとしたいといった様子でした。しかし、はーとの管理栄養士は相談員です。
少しずつ、お食事や生活のことをお聞きしていると、お話して下さいました。

「妻が入院して見舞に行かないといけない」
「医者はストレスが原因で血糖が上がっていると言う」
「食事のことは分かっているので大丈夫、
「とにかくバランスのいいものを持ってきてくれればいいんだ」
「宮川さん、管理栄養士さんなんですね」

今はお一人でお住まいで、どんなものを食べておられるか、冷蔵庫から出してこられ、一緒にこのくらいで大丈夫ですね、と確認させていただきました。
見せていただいた量で血糖が上がるとは考えられないので、やはりお医者様の言われるように、ストレスで上がっている可能性が高いです。

スタート後、1度お電話でご様子をお聞きしていました。
「あぁ大丈夫、食べてる。助かる。
何かあればこっちから相談の電話するし」と、言って下さいました。
食事のことも少し聞かれお答えしました。
気持ちの負担が軽くなっているならよかった!

それから1か月でした。とても驚きました。
ご自分から命を絶たれたようです。
ストレスだったんでしょうか。

私に相談にのれることがもっとあったのか、
他に助けを求めるところはなかったのか、どんな気持ちで過ごされていたのか、
考えてしまいます。

はーとに来られる方は何らかの疾患があったり、お食事の悩みを抱えている方が多いです。
少しでも助けになれればと思っています。


初回訪問の後は、場合によってはご訪問しますが、お電話でのフォローが多いです。
だからこそ最初、訪問した時に、どれだけその方と、向き合って話し、何に困っているのかご相談にのることが重要です。

悲しい事もありますが、利用者様が喜んで下さったりとその分嬉しい事もたくさんあります。
めげずに明日からもがんばります!!

やっと初詣いってきました。
伏見稲荷です。鳥居の向こうに、山があるんですね。
1時間ほどしっかり歩いて消費してきました★
その分食べましたが・・・


はーと&はあと
管理栄養士 宮川 曜子

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