こんにちは、めでぃはあと京都の辻本です。
先日、社長の横へついて広島へ行ってきました。
初出張(出張と呼べるのかな?)で、1人で乗る新幹線にちょっとドキドキワクワクでした♪
なぜ、広島へ行ってきたかと言うと…。
『視覚から得られる、おいしさ』を学びに行ってきたんです!
高齢者の方や、若くても脳梗塞の後遺症などで、えん下困難の方がおられます。
もちろん咀嚼困難な方とえん下困難な方とは全く違うので、食事の形態も異なります。
咀嚼困難な方には刻み食やミキサー食、えん下困難な方にはミキサー食やトロミ食やゼリー食で対応されている方がほとんどです。
その中で、食事量が少なくて栄養不足になられる方も少なくありません。
食事の摂取量が減る原因として、『見た目が食欲をそそらない・食べる気がしない』という意見が多いようです。
そんな方々に『見た目は同じでも軟らかい』という食事を提供することで、同じ食事内容であっても、摂取量は全く異なり、完食までの時間も普段よりも早いようです。
食べる方の楽しみが増えることでしっかりと栄養摂取ができ、介護者の負担軽減にも繋がるのは、とても魅力だと感じました◎
①左側の筑前煮。見た目は普通の筑前煮です。
でも1つ1つの食材がスプーンで潰せる軟らかさなんです!
写真では表しきれずで、残念ですが・・・。
②右側のお肉は左が普通の軟らかさもの・右が軟らかいものです。
見た目は同じでも、噛む回数が全く違う。そして右は時間が経って、冷めてからでも軟らかかったんです。
空気と酵素を置換して、食材を柔らかくするのだそうですが、スゴイ技術でした!
勉強になりました。
広島も京都と同じくらい寒かったですが、おいしいもの食べて帰ってきました★
こちらは、普通の柔らかさです♪
はーと&はあと 管理栄養士 辻本 実希